美術展の混雑度がわかる 「あの展覧会混んでる?」β版公開

美術展の混雑度がわかる 「あの展覧会混んでる?」β版公開
美術展の混雑度がわかる 「あの展覧会混んでる?」β版公開

画像はWebサイト「あの展覧会混んでる?」のスクリーンショット

2013年10月23日(水)、美術館や展覧会などの会場の混雑状況を知ることができる画期的なWebサイト「あの展覧会混んでる?」の試験版がオープンされた。開発を手がけるのは、会社帰りに美術展に行くのが大好きなhana chanさんが立ち上げたアート情報サイトのArtAfterFive.comだ。

あの展覧会混んでるかな?

2013年秋は、アメリカの漫画『ピーナッツ』の中から厳選された100点の原画が公開される「スヌーピー展 しあわせはきみをもっと知ること。」や、英国最高の巨匠・ターナーさんの展覧会「ターナー展」など、話題の展覧会や美術展などが目白押しだ。

しかしながら行ってみたいとは思うものの、前述した人気の高い展覧会などは時間や曜日によっては大混雑が予想され〝あの展覧会混んでるかなぁ…〟と、どうも足を運ぶ気にはなれない、という人も多いのではないだろうか。

混雑に関する発言を分析し、混雑レベルごとに分類/画像は公式Webサイトより

混雑レベルの円グラフ/画像は公式Webサイトより

「あの展覧会混んでる?」は、独自に開発した解析エンジンで混雑に関する発言を解析し、混雑状況をビジュアル化。現段階では、Twitterのつぶやきを集計し、分析している。そのつぶやきを「空いてる」「気になる」「混んでる」の3つの混雑レベルに分類。

レベルごとのツイートやパーセンテージ、さらには、日別の混雑ツイート統計の折れ線グラフ、混雑レベルの円グラフを展覧会総合、展覧会・美術館別に見ることができる。

いまのところ「スヌーピー展」や「ターナー展」、さらには「国立美術館」、「東京国立博物館」など、全部で12個の情報が見れる。まだ試験運用中とのことなので、今後もっと増えていく可能性もあるのではないだろうか。

混雑度は満足度の低下に影響する

混雑してることで満足度が半減してしまう〟〝現場の様子が知りたい〟こういった人のために、展覧会に関するSNSの投稿などのデータを解析し可視化させることで少しでも情報を提供できたら、との思いから立ち上げられたこのサービス。
気になる展覧会などの、Twitterにおけるつぶやきというリアルタイムな情報を一気に閲覧できることは、多くの人にとって現場に足を運ぶ大きな後押しになるのではないだろうか。まだ試験運用中とのことだが、同サービスのさらなる進化に期待したい。
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