ぼくりり、破天荒YouTuber“へきトラハウス”を辞職 本人コメント「心は共にあります」

動画「【重大発表】新メンバーからご報告があります」より

POPなポイントを3行で

  • ぼくのりりっくのぼうよみがYouTuber・へきトラハウスに加入
  • 翌日20日に「へきトラハウスを辞職します」と称して電撃脱退
  • 理由は方向性の違いとしている
ぼくのりりっくのぼうよみ(ぼくりり)さんが、人気YouTuberグループ・へきトラハウスに加入発表後の翌日、電撃「辞職」したことが明らかとなった。

12月20日(木)にあげられた動画内で、「へきトラハウスを辞職します」と発表。脱退理由を「方向性の違い」と説明した。

グループが所属するYouTube事務所・Kiiiには、すでにメンバーとしてのぼくりりさんのプロフィールは消えている。

昨日、音楽業界とYouTube業界を揺るがしたぼくりりへきトラ加入だが、あっという間の意外な顛末。

なお、ぼくりりさん本人にこの電撃加入・脱退について直撃したところ、「これから進む道は違っても、ぼくの心はへきトラハウスと共にあります」とコメントした。

ぼくりり、へきトラハウス電撃加入の経緯

へきトラハウスに新メンバーが入ることになりました
19日に投稿されたへきトラハウスの動画「へきトラハウスに新メンバーが入ることになりました」で、ぼくりりさんがメンバーとの面接の末、グループに加入することが突如発表される(関連記事)。

志望動機は「YouTuberの中で一番没落しているから」と、ぼくりりさんが最後に発表したオリジナルアルバム『没落』とリンクする形となった。

なお、20日に投稿された動画の後半ではYouTuberの登竜門とも言える定番メントスコーラを楽しむぼくりりさんなど、YouTuber活動に勤しむぼくりりの姿も見られる。

最後はラストアルバム『没落』を宣伝し、今回の企画はへきトラハウスとのアルバム宣伝コラボレーションとも思われたが、メンバーのへきほーさん、相馬トランジスタさん、カワグチジンさんはTwitter上で以下のように熱く語っている。 ぼくりりさんもKAI-YOUの取材に対し、「方向性の違いにより、へきトラハウスを辞職することに致しました。これから進む道は違っても、ぼくの心はへきトラハウスと共にあります。引き続き、へきトラを応援していただければと思います」とコメントを残している。

Twitter上では「辞職」の展開を予想していた人が多数おり、「辞職」というワードがもはや芸の域に達しつつあるぼくりりさんだった。

ぼくりりと「辞職」というワード

ぼくのりりっくのぼうよみ「人間辞職(Live)」
12月にリリースされたラストアルバム『没落』に収録されている1曲である『人間辞職』。

私は責任とって人間辞職」「人間を辞すことで命を全うしていきたいと思います」という、現在のぼくりりさんの痛みや覚悟を表す歌詞と、社会への諦めと怒りに満ちた吐き捨てるような歌い方に、多くの人が衝撃と心を打たれた。

彗星のごとくデビューし、若き10代の「天才」として走り切ったぼくりりさんは「できあがった偶像に自分が支配されることが耐えられない」「結局のところ、他人からどう思われているのかに執着し続けた3年間でした」といった言葉を残して、音楽活動を終了することを発表したばかり。 今回のへきトラハウスへの加入・辞職は彼のユーモアから来るサプライズだったのだろうが、彼の本音とこの先の自由への終着は音楽ファンとして、これからも決して目が離せない。

我々はあと何度ぼくりりに驚かされるのか

SHARE

この記事をシェアする

Post
Share
Bookmark
LINE

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。

コメントを削除します。
よろしいですか?

コメントを受け付けました

コメントは現在承認待ちです。

コメントは、編集部の承認を経て掲載されます。

※掲載可否の基準につきましては利用規約の確認をお願いします。

POP UP !

もっと見る

もっと見る

よく読まれている記事

KAI-YOU Premium

もっと見る

もっと見る

音楽・映像の週間ランキング

最新のPOPをお届け!

もっと見る

もっと見る

このページは、株式会社カイユウに所属するKAI-YOU編集部が、独自に定めたコンテンツポリシーに基づき制作・配信しています。 KAI-YOU.netでは、文芸、アニメや漫画、YouTuberやVTuber、音楽や映像、イラストやアート、ゲーム、ヒップホップ、テクノロジーなどに関する最新ニュースを毎日更新しています。様々なジャンルを横断するポップカルチャーに関するインタビューやコラム、レポートといったコンテンツをお届けします。

ページトップへ