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  • ニコニコ時代からの有名実況者、アブが引退宣言
  • しかし、2日後に復活
  • その理由に大きな関心が集まっている

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アブさんが自身のチャンネルに投稿した動画「ご報告」

ゲーム実況主・アブさんがYouTubeでの動画投稿において引退を表明し、わずか2日後に復活を宣言した。

その引退と復活の理由をめぐって、多くのリスナーや、他の有名配信者の間で賛否両論が巻き起こっている。順を追って説明していきたい。

ゲーム実況界の雄、アブ

アブさんは、ニコニコ動画で頭角を現し、現在はYouTubeを主軸に活動するゲーム実況者。チャンネル登録者数は130万人を超える。

動画投稿は2009年より開始し、ニコニコ時代から人気配信者の筆頭として、現在までその人気は続いている。
アブさんのゲーム実況(スーパーマリオ オデッセイ)
しかしながら、10月2日に投稿した動画で、突然の引退発表。その理由は「YouTubeに広告が貼れなくなった」というものだった。

現在も理由は明らかとなっていないが(アブさんも原因不明としている)、アブさんは投稿する1500以上の動画すべてに広告が一切貼れなくなってしまったことを報告。
コレコレさんによるアブさんへの意見
しかし、そこでリスナーや同業者の一部から「アブは金のためにゲーム実況をしているのか?」と批判が巻き起こった。

YouTuberとゲーム実況者、何が違うのか?

近年のYouTuberをよく観る人ほど、ここで「なぜこんなことで炎上するの?」と疑問を感じるだろう。

ゲーム実況者という人々は、ニコニコ動画というプラットフォームから生まれた。配信や動画の一ジャンルとして活性化していく中で、遊ばれていたタイトルの多くは個人やサークルが制作したインディーズゲームだったのが特徴だ。

インディーズゲームの配信が盛り上がったのは、コミュニティそのものが同人活動(同人ゲーム)に親和性が高かったのもあるが、市販ゲームの実況における著作権の問題が大きく横たわっていたのが本当だろう。

インディーズゲームは配信におけるガイドラインが明記されていたり、また開発者と直接やり取りすることが商業ゲームのメジャータイトルに比べて圧倒的に楽だった。さらにいえば、インディーズゲームの多くは無料は配布されているため、開発者がそもそも「金を稼ぐ」ことに対して関心もなかったのだ。

それはゲーム実況者と呼ばれるユーザーも同じで、そもそも日本におけるゲーム実況の盛り上がりに貢献したニコニコ動画では、配信者による収益は機能として用意されていなかったのだ(2011年より「クリエイター奨励プログラム」が実装されるが、一部のユーザーに限られた)。

ゲームをプレイしてお金を稼ぐことが当たり前になってきた

現在はゲームメーカー各社もゲーム実況という文化と、その宣伝効果を理解し、多くのプラットフォームで配信を許可している。

国内最大手の任天堂は「Nintendo creators program」を用意。これに登録すれば、ゲーム実況をYouTubeにアップし、収益を受け取ることを認めている。

また、今年大きな話題となったPS4のゲーム『Detroit: Become Human』は、ゲームの構造そのものが、実況動画をWebサービスにアップされることを前提にしているかのようなシステムとなっている(詳しくは誰かのゲーム実況を観てほしい)。 また、賞金が高額なe-Sportsの盛り上がりによっても「ゲームで金を稼ぐ」ことへの抵抗感は年々薄れていってると言っていい。

しかしながら、ニコニコ時代から実況活動を行ってきたアブさんを追ってきたファンや同業者にとって、「収益のために動画投稿をしていた」ことにショックを受ける人もいるようだ。

10月4日に復活を宣言したアブさん。広告が貼れるようになってすぐYouTubeに戻ってきた様子だが、ファンとしては複雑な気持ちになってしまう人もいるかもしれない。

YouTuberとゲーム実況

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