もしこの新機能が実現すれば、著名なアーティストでなくとも自由にSpotifyを利用し、収益や新たなファンの獲得に役立てることができるという。
Now in Beta: Upload your music in Spotify for Artists. https://t.co/cNe1R2Wf0X pic.twitter.com/fJJcCymlri
— Spotify for Artists (@spotifyartists) 2018年9月20日
Spotifyとアーティストを取り巻く事情
現在、Spotifyはアーティストが直接楽曲をアップロードして配信することは難しく、レコード会社やTuneCoreをはじめとする「デジタル・ディストリビューター」と呼ばれる中間業者を介しての公開が基本となっている。インディーズで活動する多くのアーティストは、何かしらのデジタル・ディストリビューターを介して楽曲を配信しているのが実情だ。
Spotifyは、ラッパーのNonameさん、DJのMichael Brunさん、R&BミュージシャンのVIAAさん、Hot Shadeさんといった独立系アーティストたちの名前を挙げながら、彼らと共に個人作家向け機能のフィードバックを行ってきたと意欲を語っている。
具体的に、「Spotify for Artists」として下記のようなプランを表明している。
現在は米国の独立系アーティストが招待を受けてのみ「Spotify for Artists」のアップロード機能が利用可能となっている。しかし、今後はさらに多くのアーティストや個人レーベル、チームにアップロード機能を公開していくという。・Spotifyに音楽を直接配信して、完璧なリリースの日を計画することができる
・リリース前にリスナーにプレビューを表示することができる
・楽曲配信後でも、メタデータを素早く編集してコントロールすることができる
・ストリーミング再生に応じ、報酬を受け取ることができる
・どれくらい収入を得ているかの明確なレポートが表示される
・楽曲アップロードはすべてのアーティストが無料
・音楽をリリースする頻度に関係なく、Spotifyは手数料を請求しない 「Now in Beta: Upload your music in Spotify for Artists」より抜粋・翻訳
個人のアーティストが配信楽曲を管理していくのは、音源制作やライブ活動以外にも多くの労力はかかりそうだが、選択肢が増えることによって、さらに音楽を取り巻く環境に変化が起きていきそうだ。
どんどん便利になる
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1件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:2291)
これはすごい。音楽家もYouTuberみたいになっていくきっと。