「Kickstarter」を代表とするクラウドファンディングサービスは日本国内でも激増、近年のシェア文化とクロスオーバーした結果、ユーザーにとっても「出資」という行動が身近になった。
この記事ではゲーマーがクラウドファンディングのプロジェクトに出資することで得られる恩恵について紹介していく。
そして、子どもの世代や孫の世代に全ては引き継がれていくのだ。
自己紹介が遅れたが、私の名前はSemapho(セマフォ)といい、フリーライター/ゲームジャーナリストをしている。自身のゲームウェブサイト『セマフォの屋根裏部屋』で海外のゲーム開発チームへインタビューを20本以上掲載している。
『Kynseed』の開発チームにもインタビューを行っており、それは日本では(あるいは世界でも)初めてだ。 もはや『Stardew Valley』ファンなら気にならないはずがない本作は現在、クラウドファンディングを行っており、サポーターにはクローズドβテストの参加権とゲームキーが与えられる。
なんと9$~の出資でそれらを得られるのだから驚きだ(外部リンク)。
また、『PROXIMA ROYALE』や『Survive The Nights』といったタイトルもクラウドファンディングにおけるサポートを行ったユーザーをBackerと称し、ゲームキーやテスト段階でのプレイ権利を与えている。 他の人よりも早くゲームを遊べて、Backerというステータスによるその後の待遇があるなど魅力的な要素が満載なクラウドファンディング。
私は実際にこれら全てのクラウドファンディングに出資しているのだが、その中でも『Survive The Nights』は年末にBacker向けにリリースされ、まだ一般向けにリリースされていないなど大きなアドバンテージを得ているケースもある。
魅力的なゲームであれば、十分な開発費をクラウドファンディングで集めることができるし、それを支援する側には先述したようなメリットがある。また開発チームはSNSで支援されていることをシェアすれば、期待されているとフォロワーに対してアピールすることができる。
誰でも先取り情報には興味があるし、それを知っていれば一目置かれた存在になるだろう。例えば、数年前からさらに勢いを増すゲーム実況においても、他の実況主がプレイしていない未発売のゲームをプレイしている模様を動画配信すれば、もしかすると多くの注目を集めることができるかもしれない。
魅力的なゲームシステムや世界観であっても、プレイ人数が増えなかったり、開発状況が芳しくない場合はそういった可能性がある。実際にSteamストアにおいて早期アクセス開始したものの、数週間で開発中止したタイトルがある(筆者自身も購入していた)。
きっと、自分が支援したゲームの開発が進み、多くの人に受け入れられていく様子を見た時、何か熱いものを感じるはずだ。
Backerになるべきか? 全てのゲーマーに共通するベストな選択肢というのはなかなかないので、「べき」とは言えない。
しかし、私の場合「支援したい!」というゲームの出会ったことがきっかけとなった。
もし、あなたのゲーマー魂が揺さぶられるような魅力的な開発中のゲームと出会った際にクラウドファンディングでBackerになるという選択肢を知っておけば、そのゲームに対する愛着や思い入れは強くなるだろう。
筆者のTwitter(外部リンク)
この記事ではゲーマーがクラウドファンディングのプロジェクトに出資することで得られる恩恵について紹介していく。
ゲーム×クラウドファンディング 魅力的な要素
それにしたって、2018年4月29日からスタートした『Kynseed』のクローズドβテストが楽しみで仕方がない。 2Dドット絵によるカジュアル農業ゲームの名作『Stardew Valley』のように農業やNPCとの交流などはもちろん、『Kynseed』では自身の店だって経営できるし、極めつけは時の流れが存在し、キャラクターはいずれ皆、死んでしまうという点にある。そして、子どもの世代や孫の世代に全ては引き継がれていくのだ。
自己紹介が遅れたが、私の名前はSemapho(セマフォ)といい、フリーライター/ゲームジャーナリストをしている。自身のゲームウェブサイト『セマフォの屋根裏部屋』で海外のゲーム開発チームへインタビューを20本以上掲載している。
『Kynseed』の開発チームにもインタビューを行っており、それは日本では(あるいは世界でも)初めてだ。 もはや『Stardew Valley』ファンなら気にならないはずがない本作は現在、クラウドファンディングを行っており、サポーターにはクローズドβテストの参加権とゲームキーが与えられる。
なんと9$~の出資でそれらを得られるのだから驚きだ(外部リンク)。
また、『PROXIMA ROYALE』や『Survive The Nights』といったタイトルもクラウドファンディングにおけるサポートを行ったユーザーをBackerと称し、ゲームキーやテスト段階でのプレイ権利を与えている。 他の人よりも早くゲームを遊べて、Backerというステータスによるその後の待遇があるなど魅力的な要素が満載なクラウドファンディング。
私は実際にこれら全てのクラウドファンディングに出資しているのだが、その中でも『Survive The Nights』は年末にBacker向けにリリースされ、まだ一般向けにリリースされていないなど大きなアドバンテージを得ているケースもある。
クラウドファンディングがもたらすものとは?
ゲームとクラウドファンディングの密接な関係は近年のゲームプラットフォーム「Steam」ストアを中心に巻き起こっているインディーゲームシーンの盛り上がりと強い繋がりがある。魅力的なゲームであれば、十分な開発費をクラウドファンディングで集めることができるし、それを支援する側には先述したようなメリットがある。また開発チームはSNSで支援されていることをシェアすれば、期待されているとフォロワーに対してアピールすることができる。
誰でも先取り情報には興味があるし、それを知っていれば一目置かれた存在になるだろう。例えば、数年前からさらに勢いを増すゲーム実況においても、他の実況主がプレイしていない未発売のゲームをプレイしている模様を動画配信すれば、もしかすると多くの注目を集めることができるかもしれない。
クラウドファンディング利用に関する注意事項
クラウドファンディングにおいて出資する際の注意事項としては、そのプロジェクトが途中で中断、終了する可能性もあるということだ。魅力的なゲームシステムや世界観であっても、プレイ人数が増えなかったり、開発状況が芳しくない場合はそういった可能性がある。実際にSteamストアにおいて早期アクセス開始したものの、数週間で開発中止したタイトルがある(筆者自身も購入していた)。
Backerになるべき?支援したゲームへの愛着
私は少なくとも支援したゲームには特別な思い入れを持っている。もちろん、自らインタビューをしたということもこれらのゲームへの愛に繋がる。きっと、自分が支援したゲームの開発が進み、多くの人に受け入れられていく様子を見た時、何か熱いものを感じるはずだ。
Backerになるべきか? 全てのゲーマーに共通するベストな選択肢というのはなかなかないので、「べき」とは言えない。
しかし、私の場合「支援したい!」というゲームの出会ったことがきっかけとなった。
もし、あなたのゲーマー魂が揺さぶられるような魅力的な開発中のゲームと出会った際にクラウドファンディングでBackerになるという選択肢を知っておけば、そのゲームに対する愛着や思い入れは強くなるだろう。
筆者のTwitter(外部リンク)
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YALEakaSEMAPHO
くそイカしたPUNXであり、ゲーマーである。ブログメディアで世界中のゲーム開発スタジオへのインタビューを経て、フリーライター、フリーランスPRとして活躍中。ゲームはもちろん、音楽にもアンテナを張り続けているイカした男。近年は釣りにもハマっており、もはやイカしたものならなんでも吸収している。文章書いてお金がほしい!
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