「初音ミクの消失」10周年リメイク ボカロ終焉を歌った名曲

cosMo@暴走P「初音ミクの消失(THE END OF HATSUNE MIKU)」

POPなポイントを3行で

  • cosMo@暴走P「初音ミクの消失」が10周年
  • 超高速BPMに、超早口の歌詞を乗せたボカロ曲
  • ボーカロイドがないと生まれなかった歴史的名曲
ボーカロイドプロデューサー・cosMo@暴走Pさんの名曲「初音ミクの消失」のリメイク版がアップされた。

これは、「初音ミクの消失」の初投稿から10年を記念して制作された楽曲。YouTubeのコメント欄では、当時を懐かしむユーザーの声が世界各国から集まっている。

最高速の別れの歌「初音ミクの消失」とは?

「初音ミクの消失」は、2008年4月8日にニコニコ動画にて投稿されたボーカロイド楽曲(ショートVer.は2007年11月公開)。現在ニコニコ動画での再生数は770万回を越えている。

超高速のBPMに、聞き取ることすら難しい早口の歌詞を乗せるという手法は、まさにボーカロイドがなければ生まれなかった名曲だ。
「初音ミクの消失(LONG VERSION)」
ボーカロイド文化の初期から、その文化の終焉を憂う「初音ミクの消失」というテーマで制作された楽曲であることも、いまなお高く評価される一因となっている。

人間には正確に歌うことが非常に困難な楽曲だが、だからこそ再現に挑戦したくなる人も多く、数多くの「歌ってみた」動画も投稿されていた。

今回リメイクされた10周年記念版は、さらに機械的なエフェクト音が多数取り入れられたほか、イラストもcosMo@暴走Pさんが自ら描き下ろし。

ボーカロイドの普及に大きく貢献した歴史的名曲なので、知らなかった人もこれを機に聴いてみよう。

ボーカロイドとその過去、現在、未来

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