水島精二、最新作はSFボーイミーツガール 長谷敏司『BEATLESS』 アニメ化

水島精二、最新作はSFボーイミーツガール 長谷敏司『BEATLESS』 アニメ化
水島精二、最新作はSFボーイミーツガール 長谷敏司『BEATLESS』 アニメ化

『BEATLESS』

SF作家・長谷敏司さんによる小説『BEATLESS』のTVアニメ化が決定した。2018年1月より放送が開始される。

監督には、『楽園追放 -Expelled from Paradise-』『機動戦士ガンダム00』で監督を務めた水島精二さん。『アイカツ! -アイドルカツドウ!-』で知られるやぐちひろこさんがキャラクターデザインを担当。

アニメーション制作は『風夏』『ガーリッシュ ナンバー』などの作品を手がけてきたディオメディアだ。

さらに、原作イラストを担当していたクリエイター・redjuiceさんによる“hIE”(アンドロイド)・レイシアのデザイン画も公開された。

長谷敏司の描くSFボーイ・ミーツ・ガール『BEATLESS』

『BEATLESS』書影

「メタルギア」シリーズのノベライズや『My Humanity』(ハヤカワ文庫JA)で第35回日本SF大賞受賞経歴をもつ長谷敏司さん。

『BEATLESS』は2011年から2012年にかけて雑誌『月刊ニュータイプ』にて連載された作品だ。

社会のほとんどを“hIE”と呼ばれる人型ロボットに任せた世界が舞台。17歳の少年・遠藤アラトが出会ったアンドロイド・レイシアとの契約をきっかけに、「人間」と「モノ」との関係性を問いながらボーイ・ミーツ・ガールを描いていく。 原作のイラストを担当したredjuiceさんは架空のアーティスト「EGOIST」のイラストや、SF作家・伊藤計劃さん原作のアニメ映画『屍者の帝国』『ハーモニー』『虐殺器官』などでも知られるイラストレーターとして、絶大な人気を誇る。

なお、今回の発表に際し、クリエイター陣からのコメントも寄せられている。

原作を手にした時、その分厚さ、内容の濃さ、情報量の多さに戦きました。しかし、読み進めるうちに、そのテーマ、世界に魅了され、大変だとは分かりつつも、いま、映像化するべきだと。自分で手がけたい、と、意欲が沸いてきました。映像化にあたり、分かりやすく、取っ付き易くするために諸々整理させて頂いています。それを受け入れ、協力を惜しまない長谷先生、redjuice先生に感謝し、その恩に報いるよう、全力で頑張りたいと思います。 監督:水島精二コメント

BEATLESSアニメ化ありがとうございます! 元々、「月刊ニュータイプ」連載で、アニメの好きな読者さんに向けて書いたSFだけに、アニメで表現されることに特別な意味がある作品だと思っています。
それが、あの水島精二監督に、シリーズ構成には髙橋龍也さんと実はSF研出身の雑破業さんが入ってくださった、力強いメンバーでの実現です。脚本打ち合わせには毎回参加させていただいていますが、映像のプロの皆さんがよいものにしようと力を尽くしてくださっている熱を肌に感じております。自分も完成を心から楽しみにしております。ご期待ください。 原作:長谷敏司コメント

気づけば、「月刊ニュータイプ」本誌での連載から6年もの月日が経っていました。企画のスタートは2009年なので、もう8年も前の事です。自分のキャリアの駆け出しとなった作品の一つで、とても思い入れの深い作品です。様々な方の尽力で、ようやく待望の映像化が決定しました。新しいビジュアルと深く掘り下げられた設定により、再び動き出すBEATLESSをどうぞお楽しみに! 原作イラスト:redjuiceコメント

(C)2018 長谷敏司・redjuice・monochrom/KADOKAWA/BEATLESS製作委員会

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イベント情報

BEATLESS

原作
長谷敏司「BEATLESS」(KADOKAWA)
原作イラスト
redjuice
監督
水島精二
シリーズ構成
髙橋龍也/雑破業
キャラクターデザイン
やぐちひろこ

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