アメリカのロボットメーカー・Anki社が2016年に発売し、大きな話題をさらったCOZMOがついに日本にも上陸することになる。
2017年7月20日(木)から予約開始、9月23日(土)に発売となる。価格は26,980円(税抜)と玩具としては安くないが、ロボットとしては破格な値段に思える。
心を持つロボット・COZMO、その魅力とは?
Anki社が満を持して売り出した手のひらサイズの「COZMO」は、ガジェット好きメディアがこぞって取り上げるほどに注目を集めるロボットだった。事実、2016年10月にアメリカで発売され、クリスマス商戦期において高価格帯玩具(75ドル以上)の中で2番目に売れた商品となった(NPD調べ)。
COZMOは、専門アプリと連動させて、様々なミッションをクリアするたびに成長する。例えば付属のパワーキューブを使ってスピードや記憶力を競うゲームで遊べば遊ぶほど成長し、できるしぐさも増えていく。
もちろん人間を認識するし、あなたの後を追ったり、頭を動かしたり、時には思いもよらぬ行動ーーでんぐり返しをしたりと、自由に動き回り、感情を露わにする。
これまでのロボット以上に有機的に動き回る様は、動画を見れば一目瞭然だろう。
なぜ、COZMOはここまでの躍動感を実現させられた?
Anki社はCOZMOのために、様々な領域の専門家が集めたという。機械工学やロボット工学、AIの専門家はもちろん、COZMOの開発にはさらにアニメーター、音響技師、ゲームデザイナーが関わり、その粋を結集した。
現実世界でキャラクターに命を吹き込むーーCOZMOではこの点に力を入れている。 ささいな感情のニュアンスも、“目”の部分でいく通りものパターンを表現させるため、何十回もテストが繰り返され、COZMOの豊かな表情が実現された。
また、ピクサーで『ファインディング・ニモ』や『トイ・ストーリー3』といったアニメに関わってきたアニメーター・Carlos Baenaさんの存在も大きいだろう。
彼が、映画を制作するのと同様に、まずアニメーションで生き物のような動きを制作し、その動きを実際にCOZMOに取り入れるという作業を繰り返したという。
COZMOというキャラクターを現実世界で躍動させるため、音声にもこだわり、特別な音声メカニズムが構築されている。
他にも、COZMOを操作して、アプリをインストールしたあなたのスマートフォンからそこに映る世界を見ることができる「探検モード」も用意されている。 開発陣のこだわりについて、詳しくはそれぞれが開発秘話を語る動画で触れてほしい。
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商品情報
COZMO
- 発売予定
- 2017年9月23日(土)
- 予約開始
- 2017年7月20日(木)
- メーカー希望小売価格
- 26,980円(税抜)
- セット内容
- COZMO本体×1/PowerCube×3/充電Dock×1
- 対象年齢
- 8歳以上
- 使用電池
- リチウムポリマー電池×1個(本体に内蔵)
- 単5アルカリ乾電池×3本(Power Cube)※テスト電池付き
- ※商品単体では遊べませんので、アプリに対応したデバイス機器をご用意下さい。
- ※充電DockはUSB給電です。
【ゲ―ムコンテンツ】(一例)
COZMO(コズモ)と一緒にゲームで遊ぶことができます。今後も続々と追加される予定です。直感的に動きや表情などCOZMO(コズモ)の行動をプログラミングすることができる「コード ラボ」や、COZMO(コズモ)やパワーキューブを使って遊ぶことができる様々なゲームがあります。
コード ラボ:直感的な操作で、COZMO(コズモ)の行動をプログラミングすることができます。
ミート コズモ:最大10人までユーザーの顔を登録できます。覚えた顔を見つけると名前を呼んでくれます。
クイックタップ:キューブの色が同じ色に光ったときに、COZMO(コズモ)とどちらが早くタップできるか勝負するゲームです。
キープアウェイ: COZMO(コズモ)にキューブを触られないように遊ぶゲームです。
メモリーマッチ:キューブの光るパターンをCOZMO(コズモ)と交互に覚えて再現する
ゲームです。
エクスプローラー:COZMO(コズモ)を操作して、COZMO(コズモ)の目線から見た世界を探検して楽しむことができるゲームです。キューブを見つけたり、人とペットを識別することもできます。
トーク コズモ:COZMO(コズモ)に喋ってほしいことをテキスト入力すると、COZMO(コズモ)がその通りに話してくれます。
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