【ポケモンGO】今すぐ育てるべきポケモンは？ 最強のトレーナーになる方法

おれは　ずかん　あつめ　ながら　かんぺきな　ポケモンを　さがした！
いろんな　タイプの　ポケモンに　かち　まくる　ような　コンビネーションを　さがした！ 『ポケットモンスター赤・緑』（1996年）

これは『ポケットモンスター赤・緑』より、ライバルのラストバトル前のセリフです。

実際に彼の手持ちのポケモンは、偏ったタイプのポケモンを繰り出す四天王達と違い、種族値の高い「かんぺきなポケモン」が散らされた手強いパーティとなっていました。

はじめて彼に戦いを挑んだ時、僕の自慢のパーティは惨敗したのを覚えています。彼の勝利セリフに顔面を『赤』バージョンに染めた読者の方も多いのではないでしょうか？ それでも、ライバルはいつか主人公に負けてしまいます。僕らが取ったリベンジの方法はなんでしたか？　そうです、レベル上げですね。

前回は、『ポケモンGO』におけるトレーナーのレベル上げ方法を解説しました。 連載2回目となる今回は、皆様お待ちかねのジムでの実戦に主軸を置いて攻略していきます。充分に上がったトレーナーレベルで、ジム戦で戦えるポケモンを育てていきましょう。

職場でドヤ顔してるヤツや、普段は陰キャラのくせに「ポケモンGO」の話になると長いアイツ、夜な夜な地元の「ジム」をいつも占拠している知らない誰か……。

今回は、そんなアイツらをブッ飛ばすのに「こうかばつぐん」なポケモンの厳選方法を伝授します。 文：さつき が てんこもり

ジム戦で有利な強いポケモンは誰？

ジム戦で優位に立てるポケモンはなんでしょうか？

現在、最も強いポケモンを上から3匹挙げると、間違いなくカイリュー、カビゴン、ラプラスとなります。 「りゅうのいぶき」という技を採用しているカイリューが攻めて来たなら、それを防衛できるジムは無いに等しいほど圧倒的な強さ。

またカビゴンは、高いHPでありながら、多くのタイプに等倍でダメージを与えるだけでなく、「ばつぐん」もほとんど取られないノーマルタイプであるため特に攻撃時、雑に強い印象です。

ラプラスも元々スペックが高い上に、カイリューに「こうかばつぐん」を取れるこおりタイプなのが、さらに評価を上げています。

さて、この「BIG3」とも呼べるクソほどつまらないラインナップをベタ褒めして、コラム連載第2回の原稿を埋めることは簡単です。

それほど、このポケモンたちは強い。もしもあなたが、運良く「タマゴ」から孵化した彼らを複数匹持っているなら、後述する「個体値」が多少低くても、パーティに採用して育てるべきです。

ポケモンGO攻略tips3　ナッシー育てろ、ナッシー！

ですが、あえて今回は、別の視点から読者のエースになるポケモンを選びましょう。

なぜなら、この3匹には「捕まえにくい」という重大な欠点があるからです。1匹捕まえることができたとしても、数が揃えられなければ「ポケモンのアメ」が足りず、とてもジム戦で一線級を張れるほどには育てられないでしょう。

「友達を減らすほど強くなる」ことをテーマにしているこのコラムでは、「捕まえやすさ、そして育てやすさ」を考慮した強いポケモンを独自に考察します。

つまり採用するべきは、CP上限が高く、強化用の「ポケモンのアメ」の確保も容易な捕まえやすいポケモンに絞られるということ。

ズバリ、それはナッシーです。

タマタマから進化するナッシーは、先述した「BIG3」と互角に渡り合える実力がありながら、歩いていると進化に必要な「タマタマのアメ」50個がいつの間にか揃っているくらい入手しやすい点がウリです。

必殺技の中では「ソーラービーム」が威力も高く、操作が楽な1ゲージ技で初心者にオススメ。ジムによく設置されている、ラプラスやシャワーズといったみずタイプのポケモンに「こうかばつぐん」を取ることもできます。

加えて、戦闘中に1ゲージ技を後出しするように練習すれば、ジム戦で重要な「避ける」のプレイヤースキルが身につきます。

必殺技を無闇やたらに、溜まった瞬間に撃つと、相手の必殺技が直撃してしまうので、相手が1ゲージ技を採用している場合、それを積極的に回避してから、こちらの必殺技を叩き込みましょう。

各技のモーション時間や、相手のゲージの溜まり具合を肌で感じることができるようになれば、強いポケモンが並ぶジムを攻略する際とても有利になります。

1匹だけは好きなポケモンを育てよう

また、パーティに1匹は、思い入れのあるポケモンを加えることも重要です。

僕の場合、それは「タマゴ」から偶然に複数孵化したベロリンガでした。技構成には、しっかりと強力な「はかいこうせん」を搭載しているので、序盤の主力としては充分です。 もちろんストイックにトッププレイヤーになることだけを目指すのであれば、ポケモンを強化する「ほしのすな」がもったいない行為です。

しかし、必要経験値が倍増する上に、ポケモンが捕まえにくくなる20レベルからは、自分のモチベーションを維持することがとても大事になるのです。

それに、残念ながら現在の「ポケモンGO」の仕様では、最終的に「BIG3」のような代わり映えの無いパーティに、どんなトレーナーでも収束していきます。

そんななかで僕のベロリンガは、強いポケモンが揃うまで、エース級の働きをしてくれていました。それは愛着と技の強さのバランスを取って産まれたというだけでなく、ベロリンガの「個体値」が優秀で、十分ジム戦でも戦える能力を持っていたからです。

もしあなたが今、集めたタマタマを慌てて進化させようとしているなら、ちょっとまって！　

次のtipsでは、いよいよ「ポケモンGO」で、最もほかのトレーナーと差をつける要素「個体値」について説明しましょう。