本誌は、9階建てのオフィスビル一棟をすべてアートスペースに変えてしまった会場の様子が、当時の写真と各方面のクリエイターの対談によって明らかにされ、都心に突如として現れて消えた謎のプロジェクトを解析する内容となっている。
Overview #BCTION
謎のアートイベント#BCTIONとは?
また、BCTIONとは、ひとつのアクション「A」が次のアクション「B」を促し、次々と新しいアクションが連鎖してクリエイティブが膨らんでいく様子を意味する造語。
それら無数のアクションが連なった全体像を指し、まとまりとして強調するためにハッシュタグである「#」がつけられたという。
ビルをまるごと一棟アート会場にしてしまうスケールの大きさと、オフィス街である麹町にて行われるという意外性から大きな話題を呼んだ。
#BCTIONは未来に何を残したのか?
80組以上のアーティストが参加し、15,000人以上の来場者を記録した当時の様子を見ることができる。
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書籍情報
#BCTION art magazine
- 価格
- 1500円(税抜)
- 判型
- A4見開き
- ページ
- フルカラー・152ページ
≪目次≫
1. イントロダクション
2. 一万件超の投稿があったInstagramの紹介ページ
3. 写真ページ。B1~9Fの様子と、ネット上の#10F
4. インタビュー/寄稿文
・松村宗亮(茶人、SHUHALLY代表)
・寺井元一(まちづクリエイティブ代表)
・綛野匠美(GEISAI実行委員、kaikai kiki)
・斉藤貴弘(弁護士)
・Shing02(ラッパー、ミュージシャン)
・佐々木あらら(歌人)
・米光一成(ゲームデザイナー)
・大山エンリコイサム(美術家)と、
エイドリアン・ファヴェル(社会学教授)のメールによる交換文書
・Talk Session「gloops × #BCTION」ゲスト濱剛志
(株式会社gloops マーケティング)
・嶋本丈士(#BCTIONオーガナイザ、写真家)
・大山康太郎(#BCTIONオーガナイザ、美術家)
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