〝鎧とフルーツ〟という斬新な組み合わせには驚かされるが、さらにファンの間で話題になっているのが、脚本家だ。
『仮面ライダー鎧武』の脚本を担当するのは、虚淵玄さん。虚淵さんはゲーム制作会社のニトロプラスに所属しているシナリオライターで、ゲーム・アニメ・小説を舞台に活躍している。『魔法少女まどか☆マギカ』、『Fate/Zero』、『PSYCHO-PASS サイコパス』、『翠星のガルガンティア』など、数多くの大ヒット作品を手がけており、ファンも多い。虚淵さんが特撮ヒーロー物の脚本を担当するのは今回が初となるが、以前アニメ『ブラスレイター』でヒーローアクションを書いた経験もあり、ファンからは期待の声が多く寄せられている。
また、虚淵さんが手がける作品では、登場人物がよく死亡することがファンの間での共通認識となっており、今回の仮面ライダーでは一体何人の犠牲者がでるのか、という点でも注目が集まっている。
2000年から放送された『仮面ライダークウガ』から始まる「平成仮面ライダー」シリーズは、若手俳優の登竜門となっていることでも知られている。過去、主役をつとめてブレイクを果たした俳優に、佐藤健さん、オダギリジョーさん、半田健人さんらがいる。今回主役の仮面ライダー鎧武/葛葉紘汰を演じる佐野岳さんも、ジュノンボーイ出身、昨年2012年にドラマデビューを果たしたばかりの若手俳優だ。今回の活躍によって、どのような俳優に成長するのかも楽しみだ。
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