スマートフォン向けゲーム『Fate/Grand Order』(FGO)の人気エピソードである「第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア」がTVアニメ化、同じく「第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット」が劇場アニメ化される。
A-1 Picturesの新ブランドとして立ち上げられたスタジオ・CloverWorksがTVアニメ、Production I.Gが前後編からなる劇場版の制作を担当する。
7月28日・29日に開催された「Fate/Grand Order Fes. 2018 ~3rd Anniversary~」で発表された。Fate/Grand Order 配信3周年記念 TVCM
翌年秋にはビリビリ動画(bilibili)の運営のもと中国展開をスタート。2017年6月には米国版を配信、2018年4月にはシンガポールやフィリピンなど東南アジアでも配信され、1300万ダウンロードを突破している。
2018年4月に発表されたソニーの決算においても好調さは顕著で、ソニーのグループ会社であるアニプレックスを含む音楽事業の大幅増収・増益に大きく貢献。音楽事業の営業利益1278億円のうち、約3割を『FGO』などのモバイルゲームアプリが占めている(外部リンク)。
Mobile Indexの発表によると、不動の1位の売上記録をもっていた『モンスターストライク』(モンスト)を3年ぶりに超え、2018年上半期のアプリゲームで売上1位、金額にして578億円を記録したという(外部リンク)。
最近ではアーケード化されたことも記憶に新しい。Fate/Grand Order アニメーションプロジェクト発表映像
最新作となる『FGO』のTVシリーズと劇場版は、2018年1月に実施された第3回ユーザーアンケートの結果を受けて実現したもの。
アンケートで「メインクエストでもっとも好きなものは?」の質問に対して1位を獲得したのが「第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア」、2位が「第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット」だった。
同様に「今後FGOに期待する展開は?」という質問に対しては、「TVアニメ」という声がもっとも多く、次いで「劇場アニメ」という結果だった。長編テレビアニメスペシャル『Fate/Grand Order -First Order-』PV
TVシリーズと劇場版として新たに発表されたアニメは、ともに原作は奈須きのこさんとTYPE-MOON、リードキャラクターデザイナーはTYPE-MOONの武内崇さんがつとめる。
2019年に放送されるTVアニメ『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』の監督は、『ダーリン・イン・ザ・フランキス』(副監督)や『アイドルマスター シンデレラガールズ』(演出・作画監督ほか)などで知られる赤井俊文さん。副監督は『アイドルマスター SideM』(原田孝宏さんとともに監督)の黒木美幸さんが担当する。
キャラクターデザインは高瀬智章さん、音楽は芳賀敬太さんと川﨑龍さんが手がける。
一方、前編「Wandering; Agateram」と後編「Paladin; Agateram」からなる『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-』の監督や公開時期はまだ発表されていない。
A-1 Picturesの新ブランドとして立ち上げられたスタジオ・CloverWorksがTVアニメ、Production I.Gが前後編からなる劇場版の制作を担当する。
7月28日・29日に開催された「Fate/Grand Order Fes. 2018 ~3rd Anniversary~」で発表された。
世界でヒットするスマホゲー『Fate/Grand Order』
スマホ向けRPG『Fate/Grand Order』(FGO)は、TYPE-MOONが手がける「Fate」シリーズのひとつとして2015年7月にサービスをスタート。2018年4月に発表されたソニーの決算においても好調さは顕著で、ソニーのグループ会社であるアニプレックスを含む音楽事業の大幅増収・増益に大きく貢献。音楽事業の営業利益1278億円のうち、約3割を『FGO』などのモバイルゲームアプリが占めている(外部リンク)。
Mobile Indexの発表によると、不動の1位の売上記録をもっていた『モンスターストライク』(モンスト)を3年ぶりに超え、2018年上半期のアプリゲームで売上1位、金額にして578億円を記録したという(外部リンク)。
最近ではアーケード化されたことも記憶に新しい。
アンケートを反映したWアニメ化
『Fate/Zero』(2011年)や『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』(2013年)、『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』(2014年)など、数多くアニメ化されてきた「Fate」シリーズ。アンケートで「メインクエストでもっとも好きなものは?」の質問に対して1位を獲得したのが「第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア」、2位が「第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット」だった。
同様に「今後FGOに期待する展開は?」という質問に対しては、「TVアニメ」という声がもっとも多く、次いで「劇場アニメ」という結果だった。
監督は『ダリフラ』『デレマス』の赤井俊文
2016年末にも一度、FGOは『Fate/Grand Order -First Order-』としてアニメ化されているが、このときは長編のTVスペシャルというかたちだった。2019年に放送されるTVアニメ『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』の監督は、『ダーリン・イン・ザ・フランキス』(副監督)や『アイドルマスター シンデレラガールズ』(演出・作画監督ほか)などで知られる赤井俊文さん。副監督は『アイドルマスター SideM』(原田孝宏さんとともに監督)の黒木美幸さんが担当する。
キャラクターデザインは高瀬智章さん、音楽は芳賀敬太さんと川﨑龍さんが手がける。
一方、前編「Wandering; Agateram」と後編「Paladin; Agateram」からなる『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-』の監督や公開時期はまだ発表されていない。
海外レイヤーからの人気も高い『FGO』
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作品情報
TVアニメ『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』
- 原作
- 奈須きのこ/TYPE-MOON
- リードキャラクターデザイナー
- 武内崇
- 監督
- 赤井俊文
- 副監督
- 黒木美幸
- キャラクターデザイン
- 高瀬智章
- 音楽
- 芳賀敬太、川﨑龍
- 制作
- CloverWorks
映画『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-』
前編「Wandering; Agateram」/後編「Paladin; Agateram」
原作:奈須きのこ/TYPE-MOON
リードキャラクターデザイナー:武内崇
音楽:芳賀敬太、深澤秀行
制作:Production I.G
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