Web上で、監督・脚本家のコラムや演技のワークショップなどを発信するほか、俳優陣との懇親会も開催。利用は基本無料で、一部月額会員限定コンテンツがある。
サービスには協力者として、俳優の山田孝之さんと阿部進之介さんが参画する。
ポートフォリオ機能や独自オーディションを開催
役者を目指すうえでの、学びとチャンスを提供するという「mirroRliar」。公式サイトでは、コラムやワークショップに加え、公開が終了してしまった映画などを配信し、役者になるために知っておくべきノウハウを発信。
オーディショや懇親会を開催するほか、自身の紹介用にポートフォリオ機能を実装(9月予定)。写真だけでなく動画もアップロードできる。
ポートフォリオには独自のURLを発行。それを監督、脚本家、友人らにシェアすることで、本人の役者になるチャンスを広げていく。
山田さんがサービス名に込めた思いとは?
「mirroRliar」の名前は山田孝之さんが命名。「鏡という絶対的なものすら役者は芝居で騙せることができるんだ」という気持ちで名付けたという。公式サイトには、and pictures代表・伊藤主税さんと、賛同者である阿部進之介さん、山田さんの3名による対談記事が公開中。 サービス名の理由や求められる人物像などが語られており、その中で山田さんは「“山田と一緒に芝居やってみるか”といった感じで参加したらきっと楽しいと思います。」と、役者を目指す人に向けてメッセージを贈っている。
俳優さん女優さんを目指す方々の中で、難しいんじゃないか、私なんかが無理なんじゃないかと思う方々もいらっしゃると思います。でも、一番大事なのは「やってみよう!」と思う気持ちなんじゃないかなと。せっかくだったら、その気持ちを大事にして全力を尽くしてチャレンジしてもらえたらなと思っています。 伊藤主税
個性は本当に十人十色です。誰かに対してこういう役者になりたいな、と思い目指す事も事も良いと思うのですが、それよりも自分の個性を掘り下げて、自分としっかり向き合って、見た事のない素晴らしい個性を魅せてもらえたら嬉しいと思っています。 阿部進之介
8月1日からは短編映画オーディション「ショートトライアルプロジェクト 2018」をスタート。「世にも奇妙な物語」シリーズなどでプロデュース/ディレクターを務めてきた、小椋久雄監督作品への出演者を募集している。日本の映画界、俳優界は人材が不足しております。皆様、気軽な気持ちで俳優を目指してもらえたら嬉しいなと思います。仲間が非常に少ない!もっと仲間が欲しい!寂しい!「役者やってみるか、山田と」というくらい気楽な感じで役者は初めていいものです。きっと楽しめると思いますよ。 山田孝之
「mirroRliar」では将来的に、実際に作品へキャスティングされたユーザーが所属する、事務所サポート業務も展開する予定だ。
山田孝之さん!
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サービス概要
mirroRliar
- 利用料金
- 基本無料(一部月額会員向けコンテンツあり)
- 無料会員向けコンテンツ
- ポートフォリオの作成(9月実装予定)、映画ニュースコンテンツ、映画用語集、事務所紹介、映画PRインタビュー記事など
- 有料会員向けコンテンツ
- 動画付きポートフォリオの作成(9月実装予定)、オーディション受験権利、監督・脚本家コラム、ワークショップ動画視聴、懇親会参加など
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