連載 | #105 ポップな画像を紹介してみた

マイアミ発、全裸美女がテープに身を包む「Black Tape Project」 日本でも流行の兆し…?

画像は「blacktapeproject」のInstagram

マイアミで生まれたという、全裸にダクトテープで装飾してクラブに繰り出すファッションが世界で注目されている。

どこにでもあるテープで芸術的なパターンを装飾し、下着がわりに身を包む美女たちの姿には、男女限らず目を惹かれることだろう。

実はこれ、ファッションと言うより、アートプロジェクトの一端として立ち上がったもの。

マイアミのデザイナー・Joel Alvarezさんが先頭に立って、ダクトテープで装飾した女性がナイトライフを謳歌する「Black Tape Project」を推進している。

マイアミ発アート「Black Tape Project」とは? 世界で流行中

Instagramアカウント「blacktapeproject」は、フォロワーおよそ20万人を誇る人気。

服の代わりに黒や白、金のテープに身を包んだ美女たちの妖艶な肢体は、強いインパクトがある。

Joel Alvarezさんは、「Black Tape Project」について、閉塞的なファッション業界への一種の実験だと説明している。

今やそのムーブメントは、マイアミにとどまらず、NYやラスベガスなど、世界へ飛び火しはじめているというのだ。

実際、ここ数日だけで、海外では「Daily Mail Online」(外部リンク)やベルリンのタブロイド誌「B.Z. Berlin」(外部リンク)が、日本では「ロケットニュース24」(外部リンク)や「edamame」(外部リンク)などが報道し、ネット上で大いに注目を集めている。

Joel Alvarezさんは、日本での反響にFacebookで「What? Btp has hit Japan.」(ブラックテーププロジェクトが日本でヒットしてる)と驚きのコメントを投稿しています。 ネット上では、やはり「『HOT LIMIT』を連想してしまう」といった意見や「剥がすとき痛そう…」というもっともな指摘も。

日本では、「例の紐」(関連記事)や「童貞を殺す」セーター(関連画像)など、ネット上で話題になってコスプレやイラストで盛り上がるファッションがまれに登場する。

「Black Tape Project」も、一部では「例のテープ」と呼ばれ早くもイラスト化が始まっている(外部リンク)が、果たして日本で普及するだろうか。

どうでもいいが、筆者が一番気になっているのは、多くの人が指摘している通り「トイレはどうするんだ?」という点。まったくもって神秘に包まれている。 さて、「KAI-YOU.net」では、Instagramを中心とした自撮りやファッション文化の変容を伝えてきた。

男性から見れば、彼女たちの過度の露出は、直接的なセックスアピールに映るだろう。しかし、どうやら彼女たちには、「いいね稼ぎ」という意識も「エロい」という意識もほとんどないようなのだ。

SNSで気軽に、鍛え上げた健康的で美しい肉体を投稿することは、自撮りの延長。ポップでヘルシーな文化として、今、肉体的な自撮りが世界ではスタンダードになりはじめている

ヘルシーなセクシーなニューカルチャーが流行中

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ポップな画像を紹介してみた

日夜生み出されるポップな画像たちを短く紹介する人気連載。 ソーシャルメディアやまとめブログ、バイラルメディアなど、 画像系コンテンツへの注目は常に集まっていますが、 KAI-YOUでは「POP」を軸に、話題の画像を紹介していきます。

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