警視庁 feat.初音ミク!? 新たな「ピーポくんのうた」がミクさんではないかと話題に

警視庁 feat.初音ミク!? 新たな「ピーポくんのうた」がミクさんではないかと話題に
警視庁 feat.初音ミク!? 新たな「ピーポくんのうた」がミクさんではないかと話題に

画像は動画「ピーポくんのうた」のスクリーンショット

東京都を管轄する警察本部である警視庁。日々都内で起こる犯罪情報などを届けてくれる警視庁犯罪抑止対策本部のTwitter公式アカウントは多くの人にフォローされており、このたび、そのフォロワー数がついに6万人を突破

それを記念して警視庁では、10月11日(金)に警視庁音楽隊と合成音声がコラボレーションした楽曲「ピーポくんのうた」の動画を警視庁公式Webサイト内で公開した。一見、なんの変哲もない出来事に思えそうだが、なんとその合成音声が、ボーカロイドの初音ミクではないかとネット上で話題になっている。今のところ警視庁からの公式による発表はないが、たしかに聞いてみると初音ミクの歌声のように聞こえなくはない。

「犯罪抑止対策本部 ツイッター フォロワー数 6万人達成記念動画 ピーポくんのうた」
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/anzen/movie/13_pipo/00.htm 「ピーポくんのうた」にはメロディ部分以外にも、ナレーションやセリフのような部分が存在する。一般的にボーカロイドは、ナレーションのように文章を読み上げることは苦手とされていることから、やはり初音ミクだと断定することはできない。ナレーション以外のメロディ部分を初音ミクが歌っている可能性も考えられるが、その真偽は不明だ。

都民と警視庁をつなぐ

「ピーポくんのうた」は、2002年に制作された警視庁のシンボルマスコット・ピーポくんのテーマソング的存在の楽曲。ピーポくんは「親しまれ、信頼される警視庁」をテーマに、都民と警視庁をつなぐ架け橋として1987年に誕生。これまでに、さまざまなイベントやテレビドラマなどに登場し、その愛らしいルックスで多くの人に愛されている。

ピーポくんには時代の流れを汲み取る力が

公式Webサイトによると、ピーポくんの耳は〝都民の声を幅広く聞く〟ことができ、アンテナは〝社会全体の動きを素早くキャッチする〟、そしてその目は〝社会のすみずみまで見わたす〟という力を持っているそう。

公開されている「ピーポくんのうた」には、FLASH形式による動画での公開もされている。これは、かつて一世を風靡したFLASH動画というトレンドを取り入れていることになる。

そして今回の音声合成とのコラボでは、断定はできないが、昨今のポップカルチャーを語る上では欠かすことのできない存在であるボーカロイドの初音ミクを起用しているのではないかという指摘も多い。

これらのことから、ピーポくんは、耳やアンテナ、目を駆使することで時代の流れやトレンドをきちんとキャッチしていることがうかがえる。音声合成の次は一体どんなトレンドをキャッチするのか、その動向が気になるところだ。

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