CGを使いながらも、手書きアニメのような表現が注目されていたシーンの解説に加え、2Dイラストやコミックのようなコマ割りシーンなど、多くの未公開映像を解禁。
アカデミー賞の長編アニメーション賞をはじめ多くのアワードを受賞し、作品そのものの評価も高い『スパイダーバース』。 メイキング映像では、制作者自らが「革新的だ」「コミックを映画で再現した」という斬新なビジュアル・スタイルの謎が解き明かされている。
制作工程すべてが革新的な『スパイダーバース』
制作のフィル・ロードさんとクリス・ミラーさんは、同作について「アニメーションの制作過程がすべて革新的だ」「コミックを映画で再現した」と語っている。
ポイントとなったのは「静止画で多くを物語る」「各シーンがダイナミック」という、コミックの特徴を映画で表現した点。
公開されたメイキング映像より
「手描き」と注目された表現はいかに生まれたのか?
素早い動作が連続するアクションシーンだが、同作の場合、あえて従来のCG表現のように鮮明かつリアルに描いていない。
加えて白黒の線画やスローモーション、目の動きのカットでその感情の動き表現するなど、常に観客にインパクトを与えられるよう綿密に計算されている。
これから観に行こうという人は、ストーリーに集中する回と映像表現に集中する回、2回分のチケットを購入しておいたほうがいいかもしれないよ。
おっと、悠木碧さんなどが演じる吹き替え版も忘れないように。
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