冒頭、まるで海外のトーク番組のようなセット。芸人/ミュージシャン/文筆家/俳優・マキタスポーツさんが扮する司会者がAwichさんを迎える。 コメディな雰囲気から一点、Awichさんを含んだ総勢14名の女性たちがボクシングジムで身体を鍛えるシーンに。
Awichさんの強い意志が込められたリリックの楽曲を、冒頭のユーモアと女性の持つセクシーかつ、パワフルさがカラフルに溢れた映像によって、より世界観が深掘りされたMVに仕上がっている。
フロアも心も揺らしてきた、Awich
キラーチューン「GILA GILA feat. JP THE WAVY, YZERR」の公開、ラッパーオーディション番組「ラップスタア誕生」の新審査員に就任など、2021年もシーンで話題の中心となっているラッパー・Awichさん。楽曲「口に出して」では、世の不平不満をぶつけるのではなく、わかり合うために「口に出して」語りあい、飲み込み、受け止めるという覚悟を持つことを歌う。
そして、同時に性行為やスキンシップを通したコミュニケーションの大切さを女性から主張しても良いという、二つのメッセージが込められたAwichさんらしい、新時代を切り開く楽曲だ。
#口に出して👄
— Awich (@Awich098) October 10, 2021
明日8時公開です❤️
今回のビデオは、「洗脳」も撮ってくれた堀田監督🔥🙏@hotta_desu
美女が沢山出てきます😈💘👄お楽しみに🧠🤯💕https://t.co/1mqC0841ke pic.twitter.com/wOhpgl7dam
死語「フィメールラッパー」をあえて使ったMVディレクター
「タイトルやリリック自体に十分なメッセージを感じたので、映像はそのプリミティブなメッセージを邪魔をしないことに徹しました。少し映像は角を丸めるような表現がバランス的にちょうど良いのでは?と思い、映像の最初と最後に、少し面白要素を入れました。」とマキタスポーツさんによるユーモアな雰囲気について説明。
続けて、「『口に出して』というメッセージが、メディアを通して伝播し、響いてほしいということを伝えたいがために、テレビ番組の設定をつくっています。映像内で彼女を紹介する言葉に『フィメールラッパー』というワードを入れたのは、現状のマスメディアに対する少しの皮肉でもあります。」 と死語になりつつあるフィメールラッパーについても語った。
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