平成展 1989-1999
Tシャツ
3,500YEN
平成展のロゴがばっちり入ったTシャツ。ロゴの中には、平成を象徴するポップカルチャーのヒントがちりばめられている。
30年という時間は、文明や人類史の中では一瞬の出来事だ。
だが改めてその30年を振り返ろうとすると、か細い存在である我々人間が認知するには膨大な、様々な出来事や事件が広がっている。それは覚悟のある生き様だったり、切実な感情だったり、もしくは冷静に社会や他者を投影させたものだったりする。
今回の展示でみせるのは、平成と呼ばれた30年、特殊な島国の中だけで流れた、30年という時間に発生した物語だ。
その語り手を僭越ながら、KAI-YOUがつとめさせてもらうこととなった。
第1回は、1989年-1999年の10年間の物語だ。KAI-YOUの視点で、人や作品を恣意的、主観的に並べている。恣意的で主観的だが、選出の理由はテキストに記しているので、それを読んで欲しい。平成という時代の大きな一片を担う理由にはなっているはずだ。
展示の視座を明言しておく。
文化が教養ではなくなり、遊びの一形態として一部の特権階級以外にも支持されるようになった。あるいは遊びこそが文化になった。虚構が現実よりも力を持ち得た、かけがえのない30年だ。
演出や美術にはアーティスト・たかくらかずきに協力してもらった。彼はKAI-YOUのメンバーたちと同世代で、限りなく近い目線から平成という時間を見てきた仲間だと思っている。
誰かが死ぬ思いで生きたり、死んでいったりした30年が終わろうとしているが、情報や文化やメディアや、人の物差しは実はそんなに変わっていないような気もする。でも、
本企画は、30年という一瞬の時間を振り返って悦に浸るような回顧展ではなく、次の30年につながる希望の騙りだ。
(六本木ヒルズ森タワー52階 THE SUN & THE MOON内、約17㎡の小展示スペース)
(ただし、展望台・森美術館の入館料[一般1,800円他]が必要です)
株式会社カイユウは「すべてのメディアをコミュニケーション+コンテンツの場」に編集・構築することを目的とした企業です。
ジャンルを問わずに様々なメディアやプロデュースを行っています。
イラストレーター/ゲームクリエイター。1987年生まれ。ドット絵やデジタル表現をベースとしたイラスト/アニメーション/ゲームやVR作品を制作。
劇団「範宙遊泳」ではアートディレクションを担当。2016年、pixiv zingaroにてグループ展「ピクセルアウト」を企画。2017年に個展「有無ヴェルト」を開催。
2016年より「スタジオ常世」の名でゲーム開発を開始し、2018年にシューティングゲーム「摩尼遊戯TOKOYO」(まにゆうぎとこよ)をリリースした。
会場展示作品について
VR空間には、実展示空間にあるコンテンツと連動した21のオブジェクトが存在しています。
それぞれのオブジェクトに近づくと、ポップカルチャーたちの声を聴くことができます。
会場で限定グッズもゲットできる!
平成展のロゴがばっちり入ったTシャツ。ロゴの中には、平成を象徴するポップカルチャーのヒントがちりばめられている。
たかくらかずきが制作し、展示されているVR作品「平成展VR」のデータをそのまま収録。Win版/Mac版両方が入っているほか、HMDがなくてもプレイすることが可能。
東京カルチャーシーンの継続的な研究と発表の場
「東京カルチャーリサーチ」
東京カルチャーリサーチは、絶え間なく変化する東京のカルチャーシーンを発見・研究し、その紹介をする場所。東京が生み出すカルチャーの中でも、特にマンガ、ゲーム、アニメ、メディアアート等を深く掘り下げ、「東京シティビュー」としての独自リサーチとセレクションに基づき「東京の文化的特異点」を感じる作品を不定期で展示していく。
「平成展 1989-1999」のレセプションパーティを開催いたします
2018年8月31日(金)
23:00〜26:00
六本木ヒルズ 52F 展望台 東京シティビュー Cafe THE SUN
〒106-0032 東京都港区六本木6丁目 10-1
その場にいる人を笑顔に変える抜群のスキルと斬新な選曲で、日本の音楽を世界に伝道するJ-POP DJの第1人者。2008年「J-ポッパー伝説」のリリース以降、一貫してJ-POPにこだわり続け、今までにリリースした24作品の累計が140万枚を突破。
国内はNHK「シブヤノオト(ex:MUSICJAPAN)」でレギュラーDJを約8年務めていたり、ROCK IN JAPAN FESTIVAL、ANIMAX MUSIXなど大型フェスにも出演。
海外ではアジアを中心にアメリカ、ヨーロッパでもアニメコンベンションに出演している。
代表作は、「J-ポッパー伝説」、「A GIRL↑↑」、「J-アニソン神曲祭り」「俺の応援歌」など。そして最新作の「ラブとポップ~好きだった人を思い出す歌がある~」は、広末涼子がジャケットモデルを務め収録曲も話題になっており、発売から現在にかけて31万枚を超える大ヒット作品となっている。
KAI-YOUのエンジニア、キャベツこうべ。
私は、カイユウNo.1のパリピを目指しておりまして、日夜パーティを求めてゴリラの様に徘徊しております。
\\\\(۶•̀ᴗ•́)۶////楽しくなったらそれはパーティ
バーチャルYouTuber「虹乃まほろ」。アイドルを目指す女子大生。似顔絵や声真似も得意。世界初のWebメディア公式キャスターとしてKAI-YOUでインターンを続けている。
2017年7月からニコニコ生放送で配信を開始。その後、大学受験を終えた2018年3月から活動場所をYouTubeに移して本格的に活動を始めた。おそらくバーチャルYouTuberとしては、キズナアイに次ぐ古参。
本イベントは、招待制となります。インビテーションチケットのないお客様はご入場をお断りさせていただきますのでご了承いただけますようお願い申し上げます。