「かぐや姫の物語」公開日決定 高畑勲監督の14年ぶりの劇場アニメは11月23日スタート

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「かぐや姫の物語」公開日決定 高畑勲監督の14年ぶりの劇場アニメは11月23日スタート
「かぐや姫の物語」公開日決定 高畑勲監督の14年ぶりの劇場アニメは11月23日スタート

(c)2013 畑事務所・GNDHDDTK

『火垂るの墓』、『平成狸合戦ぽんぽこ』など、数々の傑作を生み出してきた高畑勲監督が、14年ぶりに劇場長編アニメを世に送り出す。日本人なら誰でも知っている古典『竹取物語』を原作にした『かぐや姫の物語』だ。
この『かぐや姫の物語』の全国公開日が2014年11月23日に決定した。これまで、日本と世界のファンから人気を博してきた高畑勲監督の最新作の待望のリリースとなる。

本作では、日本最古の物語文学である『竹取物語』に隠された、ひとりの少女・かぐや姫の真実の物語を描くとしている。また、現在公開されている作品概要には「姫の犯した罪と罰。スタジオジブリが描く「かぐや姫」 かぐや姫は数ある星の中から、なぜ地球を選んだのか。この地で何を思い、なぜ月へ去らねばならなかったのか。彼女が犯した罪とは、そして、罰とはいったい何だったのか――。」としている。美しいお伽噺とも思える『竹取物語』が、高畑監督の手により、大胆に変容されそうだ。
また、そのビジュアルもすでに大きな関心を集めている、すでに劇場で流されている特報では、水彩画を思わせるタッチの絵がドラスティックに動く。これが映画になるとどう表現されるのか、必見だ。

さらに公開日決定に合わせて、本作の主題歌も発表されている。広島県在住のアーチストで現役僧侶でもある二階堂和美さんが担当する。曲のタイトルは「いのちの記憶」である。
主題歌決定にあたっては、高畑勲監督が、その類まれな存在と力強い中にもやさしさを携えた印象的な歌声に共感したためだ。二階堂和美による主題歌が映画をさらに盛り上げそうだ。一方、劇伴音楽は、久石譲さんが決まっている。

アニメを制作するスタジオジブリの作品は」、7月20日に宮崎駿監督の5年ぶりの新作『風立ちぬ』が公開、大ヒット中だ。観客動員数が500万人を突破した。
高畑勲監督と宮崎駿監督の作品が、同じ年に公開されるのは1988年の『火垂るの墓』、『となりのトトロ』以来25年ぶりだ。両巨匠が並び立つ2013年は、ファンにはうれしい1年となる。

『かぐや姫の物語』
11月23日(祝)より 全国東宝系にてロードショー
Kaguyahime-monogatari.jp

製作: 氏家齊一朗 
原作: 「竹取物語」
原案・脚本・監督: 高畑勲
脚本: 坂口理子 
音楽: 久石譲(サントラ/徳間ジャパンコミュニケーションズ)
主題歌: 「いのちの記憶」二階堂和美(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)

主題歌情報
「いのちの記憶」 二階堂和美
01.いのちの記憶 02.いのちの記憶 (オリジナル・カラオケ)
発売日:2013年7月24日
価格: 500円(税込)
発売元: ヤマハミュージックコミュニケーションズ

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