インディーホラー『ヒトカラ』の性暴力表現がゲーム実況で拡散 作者も注意喚起

インディーホラー『ヒトカラ』の性暴力表現がゲーム実況で拡散 作者も注意喚起
インディーホラー『ヒトカラ』の性暴力表現がゲーム実況で拡散 作者も注意喚起

チラズアートのホラーゲーム『ヒトカラ』/画像はすべてSteamの販売サイトより

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インディーゲームクリエイター・Chilla's Art(チラズアート)が、新作ホラーゲーム『ヒトカラ』内の暴力表現について、Twitterで2月9日に注意喚起を行った。

「ゲームの概要欄やゲームが始まる前に警告文を載せていますが」と前置きしつつ、「ヒトカラは暴力表現を含んでいますのでご注意ください」と呼びかけた(外部リンク)。

※この記事はゲーム『ヒトカラ』のネタバレを含んでいます。

ゲーム実況者・VTuberに人気のチラズアート

The Karaoke | ヒトカラ Trailer
チラズアートは、『事故物件』『夜勤事件』『例外配達』などのホラーゲームをSteam上で配信しているゲームクリエイター兄弟。

制作した作品のゲーム実況や配信を認める方針をとっており、数多くのバーチャルYouTuber(VTuber)やゲーム実況者たちがそのタイトルをプレイしてきた。

リアクションをとりやすいホラーゲームとゲーム実況文化との相性は良く、ゲーム実況者やVTuberの視聴者を含めて、チラズアートは一定数の認知を獲得している。

今回の注意喚起には、チラズアートの新作『ヒトカラ』内に含まれる性暴力表現が、ゲーム実況・配信を通して注意喚起が不十分なまま視聴者の目に晒されてしまい、それに対して意見も寄せられていたという背景がある。

“性暴力の恐怖”が根幹 チラズアート新作『ヒトカラ』

『ヒトカラ』は、2月4日にSteamで配信開始された、女子高校生が主人公のサバイバルホラーゲーム。主人公の行動によって結末が変わる、マルチエンディング方式が採用されている。

本作は心霊といった超常現象的なホラーではなく、性暴力の恐怖が題材となっている。

マルチエンディングの中には、主人公やその友人の女子高校生たちが、女子更衣室を盗撮していた男性コーチから性暴力の被害に遭うことを示唆されているシーンがある。

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