漫画『青のオーケストラ』アニメ化　元天才ヴァイオリン少年の再生と挑戦

アンサンブル青春漫画『青のオーケストラ』のアニメ化が決定。

作者の阿久井真さん、担当編集のコバヤシショウさんがTwitterへアニメ化記念のイラストを投稿しています。

コバヤシさんが投稿したイラストには、作者・阿久井真さんのコメントも掲載。

「『本当にアニメ化してくれるんですか!?!?』…と、題材だ題材だけに今でも信じられないくらいびっくりです。ただひたむにき音楽と向き合う青野たちをアニメでも応援して頂ければうれしいです！」と喜びを語っています。

青のオーケストラアニメ化します！！！！！！！！ pic.twitter.com/epzPv1q0P3

— 阿久井真＠青オケ10巻4月19日発売 (@akui_m) April 11, 2022

元天才ヴァイオリニストの止まっていた時間が動き出す

なんと！！
『青のオーケストラ』がアニメ化決定しました！！🎉🎊

青春らしい物語と共にヴァイオリンやオーケストラの演奏シーンが実際に聴ける…！クラシックの名曲など音の表現が今から楽しみです🎻

豪華コラボ＆アニメ化記念で今ならアプリで無料30話読めるので、どうぞよろしくお願いします😃 pic.twitter.com/msKiSAd1Hk

— コバヤシショウ (@sho_MangaOne) April 11, 2022

漫画アプリ『マンガワン』とWeb漫画サイト『裏サンデー』（共に小学館）で連載中の『青のオーケストラ』。

ヴァイオリンを辞めた元天才少年・青野一（あおの はじめ）が、ひたむきにヴァイオリンと向き合う少女・秋音律子（あきね りつこ）と出会い、再び音楽の世界に身を投じることになります。

コミックスは既刊9巻で、累計発行部数は350万部。4月19日（火）には最新10巻が発売されます。

作者・阿久井真の卓越した筆致

……とさらっと書きましたが、ヴァイオリニストだった父親への不信感で好きだったヴァイオリンを手放し、中学3年生にして進路も定まらず鬱屈としていた青野と、クラスメイトと問題を抱えて教室で孤立し、保健室で1人ヴァイオリンを練習していた律子が邂逅。

ぶつかりながら互いのことを知って、そして青野が久しぶりに、作中で初めてヴァイオリンを手にするまでの流れは、物語の導入としてもストーリーの構成として本当に見事なのです。

それを3話までで描ききり、物語を新たなフェーズへテンポよく移行する作者・阿久井真さんの筆致はさすがの一言。2人が高校生になってからは面白さも一段と加速します。

そしてアニメ！ 演奏シーンが今から楽しみです！

アニメ化記念『マンガワン』で30話まで無料公開

個人的にも大好きな『STAR WARS』『ジュラシックパーク』などの映画音楽を手がける巨匠ジョン・ウィリアム氏＆クラシック最大レーベル、ドイツ・グラモフォンとの企画も進行中！

高校の頃オーケストラ部で『E.T.』などジョン氏の曲を演奏していたあの頃の自分に将来仕事で繋がる事を教えたい程です😄 pic.twitter.com/v3mSCkJchP

— コバヤシショウ (@sho_MangaOne) April 11, 2022

アニメ化に併せて、作品が掲載されている漫画アプリ『マンガワン』では30話まで無料公開。駅ナカコンビニ・NewDaysでのグッズ販売、池袋PARCOでのポップアップショップの開催が決定。

30話まで無料公開というこの機会にぜひ読んでみてください。

さらに『スター・ウォーズ』『ジョーズ』『ハリー・ポッター』などの映画音楽を制作してきた作曲家のジョン・ウィリアムズさんとのコラボ企画も進んでいるとのことです（！）。

担当編集のコバヤシさんはTwitterで、「高校の頃オーケストラ部で『E.T.』などジョン氏の曲を演奏していたあの頃の自分に将来仕事で繋がる事を教えたい程です」と感慨深げにコメントしています。