連載 | #53 ポップなまとめ記事をつくってみた

コムドット傑作動画10選 「地元ノリ」でYouTuber戦国時代に登録者爆増

やまと社長VSメンバーの個人面談

【不満爆発】社長に普段の不満をぶちまける個人面談したら倒産の危機になったwwwwwwww
コムドットは、いわゆるYouTuber事務所には所属していない。2020年に、自分達で法人として会社を立ち上げて活動している

社長はリーダーのやまとさんであり、他のメンバーは会社の社員という形をとっている。

本動画は、社員であるメンバーが普段言えずに溜まっている不満を、面談を通してガチでぶつけるという企画。

マネージャーを含めたコムドットの一人ひとりが、やまとさんとの1対1での面談を通して様々な希望や不満を直談判していく

わけだが、メンバーがメンバーへの不満をいかに面白く発表するかの大喜利状態となっていて、それぞれの考えや悩みも垣間見えるが、コムドットらしいネタ企画としても楽しめる。

各メンバーのしゃべりの達者さを、頭の回転が速いやまとさんがブッた切っていく様も見もの。

しかし、それを上回るかのごとく、ゆうまさんが持ち前のユーモアと調子の良さで、やまと社長を飄々とかわしていく様もまた見事。

グループが1つの会社体制であるからこそできるコムドットの真骨頂だと言える。

コムドットは編集も自分で! 12時間に及ぶ裏側

【地獄】トータル12時間かかるコムドットの編集の全てをお見せします
YouTuberといえば動画編集が命だが、その過酷さはやはり視聴者には伝わりづらい。

その裏側を見せるべく、普段メンバーがしている編集作業を密着撮影する形で公開された密かな人気シリーズだ。

特にコムドットは、他のYouTuberと比べて動画の尺が長い。10分から20分程度の短尺動画を投稿するYouTuberが多い中、コムドットの動画は30分や40分は当たり前、長いと1時間を超える動画も少なくない。

にも関わらず、自分たちで編集しテロップや効果音にも凝るのはもちろん、概要欄にも編集担当のアツいメッセージを込めるというこだわりよう。

そんなコムドットの編集への密着動画では、映像カット、字幕テロップ、BGM班に分かれたリレー形式で、なんと12時間にも及ぶ編集を行う様子が収められている。

飛ぶ鳥を落とす勢いで多忙を極めるメンバーは、日中に撮影し、深夜に交代制で睡眠をとりながら編集を行っているという。きらびやかな活動の裏側の、リアルで絶え間ない努力が明かされた。

いじられキャラであるあむぎりさんだが、コムドットの編集長としての働きぶりも必見。

リーダーやまととメンバー間の信頼関係

誕生日にリーダー本気で泣かしてみたwwwww
動画のタイトルの通り、リーダーであり社長でもあるやまとさんを、メンバーからの手紙で泣かせるといった動画である。

しかし、単なる感動企画ではない。メンバー発案の動画ではなく、やまとさん自ら誕生日パーティーを開いてメンバーからの手紙を要求するというところに面白さがある。

その手紙が思いのほか熱く、これまでの深い絆であったり、リーダーを讃えるリスペクトのあるメッセージだったりで、やまとさんも意図せず最後には……。

特に、お調子者ながらメンバーいちイカつい面持ちとヤンチャなキャラで、普段はやまとさんをよくイジることもあるひゅうがさん。

そんな彼が真剣に紡いだ漢気ある文章には、やまとさんの大事な場面では自らの考えをしっかり主張し、メンバーを引っ張るリーダーシップがしっかりと写し出されていた。

メンバーからの信頼の厚さを画面越しにしっかりと感じることのできる、個人的に好きな動画。

プロモーションビデオさながらのコムドットの沖縄旅行

【Vlog】人生初めての沖縄で2泊3日したら最高の思い出になった
仕事で2泊3日、初の沖縄に訪れたメンバー。珍しく“Vlog”という形式をとって、動画は前半と後半に分かれ、トータルで約1時間ほど。

沖縄の絶景も素晴らしいが、“水着回”ならぬサンセットビーチを全力で遊び尽くす、プライベートに近いメンバーの素が垣間見れるバカンス動画だ。

この動画が投稿されたのはまさに多忙な時期だが、忙しさを忘れ、笑顔を見せるメンバーたちの仲の良さに、思わず魅了されるはず。

Vlogらしく、編集やBGMがやたらオシャレな点にも注目したい。

新世代YouTuberの筆頭・平成フラミンゴとも相性良し

【神回】アラサーのお姉さんと一万円使い切るまで終われない深夜ドライブしたら腹筋崩壊したwwwwwww
コムドットと同じく、2021年に“新世代YouTuber”として大躍進を遂げた、女性2人組YouTuber・平成フラミンゴ

互いの人気を後押しした1つとして、通称「コムミンゴ」と呼ばれる“同盟”の存在が挙がるだろう。

動画では、ドライブをしながら1万円を使い切るというスタンダードな企画ながら、初コラボにして相性は抜群。

年齢は平成フラミンゴの方が年上だが、互いに物怖じせず、どんどん彼・彼女らのノリを膨らませた深夜ノリで大暴走。

特に、普段は心優しいキャラクターのゆうたさんが、コムドット1位2位を争うという意外な“変態”エピソードも披露。

メンバーと同じく、深夜にジャンクフード片手に見てほしい動画だ。

かけあいが面白いYouTuber同士、相性がハマりすぎて、後に1週間限定の同盟が組まれることとなった。

トップYouTuberらとの熱いコラボも見逃せない

おいコムドット。お前ら上なんて見てねえだろ?w
新世代YouTuberとの絡みが多いコムドットだが、最後は番外編として、トップYouTuberらとのコラボを挙げたい。

個人的にオススメしたいのは、賛否両論を巻き起こしたやまとさんのTwitterでの「全YouTuberに告ぐ/コムドットが通るから道をあけろ」発言の1年後に、はじめしゃちょーさんが仕掛けたドッキリである。

その名も「おいコムドット。お前ら上なんて見てねえだろ?」ということで、文字通り“上には上がいる”ということを知らしめるべく、3億円の自宅の天井を改造。招いたコムドットに、はじめしゃちょー自ら天井をぶち破って、上からメンバーにダイブするという喝(?)動画だ。

ほかにもHIKAKINさんやフィッシャーズらともコラボをしており、いずれもコムドットの勢いに触発されたトップYouTuberたちとの熱いコラボ動画が多数投稿されている。

2022年もコムドットの大躍進に期待したい

押さえておきたいコムドットの名動画10選、いかがだっただろうか。

コムドットの成功と魅力は、やはりスローガンにもあるように“地元ノリ”に振り切ったところではないかと考えている。

あまりに身内トークすぎて、思わず「いや、知らん!」と口にするほど赤裸々で詳細な思い出や、彼らだけが共有している思い出を構わず繰り出してくるのに、見ているうちに自分もその輪に入ったような錯覚を起こし、気づけば笑ってしまう。

もう一つ、コムドット躍進の理由は、彼らが戦略的かつ常に“本気”なところではないだろうか。

登録者の目標達成しかり、Twitterでの「道をあけろ」発言しかり、常に目標を視聴者に公言。具体的な夢を共有し、それをがむしゃらに有言実行していったことで、「新世代YouTuber」を引っ張り盛り上げる存在となった。

グループとしては度重なる炎上も経験しているため、名前だけが先行していたり、視聴者によっては偏ったイメージを持たれていたり、ということもあるかもしれない。

しかし、自らの行いを省みて時に反省もしながら、信念をもって活動を続けるコムドットが、第一線で活躍する確かな実力を持ったYouTuberであることは間違いない。

今回紹介した動画10選が、「まだ彼らを知らない」という方達に、ぜひコムドットを知るきっかけになることを願う。

もっと知りたいコムドットの軌跡

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