アニメ業界映画『ハケンアニメ！』梶裕貴、高橋李依、花澤香菜ら劇中作の声優に

直木賞作家・辻村深月さんの小説を原作とした実写映画『ハケンアニメ！』が、5月20日（金）に劇場公開される。

日本のアニメ業界を舞台にした本作。主演の吉岡里帆さんと中村倫也さんがそれぞれアニメ監督に扮し、最も成功したアニメの称号＝「ハケン（覇権）」を手にするべく奮闘する物語となっている。

今回、その劇中アニメに梶裕貴さん、潘めぐみさん、高橋李依さん、花澤香菜さんら第一線で活躍する声優たちが声を当てたことが明らかに。

また一部の声優陣は実写パートでも“声優役”として出演シーンがあるといい、映画の公開に益々期待が高まる。

『ハケンアニメ！』劇中アニメ演じる超豪華声優陣

映画『ハケンアニメ！』では劇中アニメとして、吉岡里帆さん演じる斎藤瞳が監督する『サウンドバック　奏の石』（略称・サバク）と、中村倫也さん演じる王子千晴が監督する『運命戦線リデルライト』（略称・リデル）の2作品が描かれる。 『サバク』は、少年少女たちが平和を取り戻すため石が変形したロボット「サウンドバック」に乗って戦いに身を投じる姿を描いた王道ジュブナイルロボットアニメ。

同作では、どこか影のある少年・リュウイチ役を梶裕貴さんが演じる。その仲間で、熱血漢の少年・タカヤ役を潘めぐみさんが、ヒロイン・トワコの妹でしっかり者の少女・マユを木野日菜さんが担当。謎の「奏の石」役は速水奨さんがつとめる。 対する『リデル』は、魔法少女たちが自らの魂の力で操作するバイクに乗り、激しいレースでのバトルを通して成長していく姿を描く、斬新な魔法少女アニメ。

行方不明の妹を探す魔法少女の主人公・充莉役を高橋李依さんが担当。一話一歳ずつ年を重ねる「成長するヒロイン」を演じている。

ライバルの謎めいた魔法少女・清良を花澤香菜さんが、充莉に「運命を変える力」を与えるマスコットキャラクターのデルを堀江由衣さんが担当。文学好きな少女・詩織として小林ゆうさんが、充莉の親友で魔法少女仲間の七菜香役に近藤玲奈さんが登場する。また芸能活動を行う魔法少女・圭役を兎丸七海さん、スポーツ万能で天然な魔法少女・悠樹役を大橋彩香さんが担当する。

豪華俳優陣の出演に監督「幸運すぎて怖くなった」

加えて、映画『ハケンアニメ！』のナレーションを担当するのは、『鋼の錬金術師』の主人公・エドワード・エルリック役などで知られる朴璐美さんであることも発表された。

梶裕貴さん、潘めぐみさん、木野日菜さん、速水奨さん、高橋李依さん、小林ゆうさん、近藤玲奈さん、兎丸七海さん、大橋彩香さんに関しては、声優としての出演だけではなく、実写パートでも声優役で出演が決まっている。

本作で監督をつとめる吉野耕平さんは、「決定した声優陣のお名前を伺った時は『まさかこんなことになってしまうとは』と、幸運すぎて怖くなりました。」とコメントしている。

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