何しろコロナ禍を経て、3年越しの「サマーソニック」である。そのため期待をしない方がおかしいというものだが、まだまだコロナウイルス感染症(COVID-19)による予断を許さない状況は続いているし、正直なところ「出演アーティストのほとんどが日本勢になっても仕方ないな」と感じながらその時を待っていた。
しかし、流石我らがクリエイティブマン。海外の有名フェスと比較しても負けず劣らず、むしろそれ以上に洋楽ファンを唸らせる、錚々たる面々を集めてくれたのだから、もはやブラボーとしか言いようがない。「サマソニ2022」が8月20日(土)、21日(日)に開催される。
彼らの詳細なバイオグラフィーについてはこの場で改めて綴るまでもないけれど、特にサマソニとの信頼関係という点でもマストなのは、The 1975の存在だ。何故なら彼らは2013年からサマソニの小さなステージから出演し続け、今年で5回目を数えるからだ。The 1975 - Sincerity Is Scary (Official Video)
もちろんその間、彼らのリリースしたアルバムは全作品が全英初登場1位を含めた爆発的な売上を記録していて、日本も含めた音楽メディアのテキストで「今最も注目するべきバンド」と記されていたのは何度見たか分からない程だ。
2019年の「サマソニ」ではステージドリンクに日本酒を持ち込み破滅的なパフォーマンスを魅せてくれていたので、今年も楽しみなところ。長らく来日が待ち望まれていた「サマソニ」でようやく聴くことが出来るであろう、「Guys」における《初めて日本に来たときが人生で最高の出来事だった(和訳)》のフレーズを聴くのも、また楽しみだ。Post Malone - Circles
対してポスト・マローンは「サマソニ」初出演にしてヘッドライナーに抜擢された26歳のソロアーティスト。ストリーミング成績、チャート成績、受賞歴を含め書ききれないほどで、長きに渡ってキープし続けていたザ・ビートルズのチャート成績を、約54年ぶりに打ち破ったことでも知られている。
もちろんライブも圧巻の一言で、VJや演出を控え目に楽曲そのものを届けようとする愚直さは格好良いし、たとえ彼の存在を深く知らない人であっても絶対的に「サマソニでポスト・マローン観た」という経験は一生語り継げるものになるだろう。
余談だが、彼は日本文化に精通した大の親日家としても知られていて、全身に彫られたタトゥーの中には『犬夜叉』の日暮かごめのイラストが描かれたものもある。彼にとって日本でのライブはかなり久々なので、当日は是非ともそうした部分にも目を向けつつグンと盛り上がっていきたい。
しかし、流石我らがクリエイティブマン。海外の有名フェスと比較しても負けず劣らず、むしろそれ以上に洋楽ファンを唸らせる、錚々たる面々を集めてくれたのだから、もはやブラボーとしか言いようがない。「サマソニ2022」が8月20日(土)、21日(日)に開催される。
3年越しの開催となる「サマソニ2022」
まずは、気になる各日のヘッドライナーから見ていこう。今年のトリを飾るのは一昨年度に行われる予定だった「SUPERSONIC 2020」(後に新型コロナウイルスの影響により延期が決定)でも名を連ねていたThe 1975とポスト・マローン。「SUPERSONIC」から続いたバトンをガッチリと引き継いだ、感動的な起用である。⚡第一弾アーティスト発表⚡
— SUMMER SONIC (@summer_sonic) February 15, 2022
3年ぶりの開催となるサマーソニック2022✨
THE 1975、POST MALONE、ONE OK ROCK、MEGAN THEE STALLION、MÅNESKIN他
25組のアーティストを一挙公開🔥https://t.co/4VhQq95rcV#サマソニ #summersonic pic.twitter.com/TNxcsGtMZ2
彼らの詳細なバイオグラフィーについてはこの場で改めて綴るまでもないけれど、特にサマソニとの信頼関係という点でもマストなのは、The 1975の存在だ。何故なら彼らは2013年からサマソニの小さなステージから出演し続け、今年で5回目を数えるからだ。
2019年の「サマソニ」ではステージドリンクに日本酒を持ち込み破滅的なパフォーマンスを魅せてくれていたので、今年も楽しみなところ。長らく来日が待ち望まれていた「サマソニ」でようやく聴くことが出来るであろう、「Guys」における《初めて日本に来たときが人生で最高の出来事だった(和訳)》のフレーズを聴くのも、また楽しみだ。
「サマソニ」初出演でヘッドライナーに抜擢されたポスト・マローン
もちろんライブも圧巻の一言で、VJや演出を控え目に楽曲そのものを届けようとする愚直さは格好良いし、たとえ彼の存在を深く知らない人であっても絶対的に「サマソニでポスト・マローン観た」という経験は一生語り継げるものになるだろう。
余談だが、彼は日本文化に精通した大の親日家としても知られていて、全身に彫られたタトゥーの中には『犬夜叉』の日暮かごめのイラストが描かれたものもある。彼にとって日本でのライブはかなり久々なので、当日は是非ともそうした部分にも目を向けつつグンと盛り上がっていきたい。
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キタガワ
島根県在住音楽ライター。酒好きの夜行性。rockin‘on外部ライター他諸々。
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