大のゲーム好きで知られる彼女だが、2月4日に世界同時発売されたオープンワールドゾンビアクション『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン(Dying Light 2 Stay Human)』も、ゲーマー・伊織もえのアンテナに引っかかった様子。聞けば前作『ダイイングライト』をプレイしているという。
オープンワールドとゾンビホラーを融合させた前作から7年。パルクールアクションでゾンビが徘徊する街をサバイブする緊張感はそのままに、昼夜のサイクルやプレイヤーの選択によるストーリー分岐など、各種要素をスケールアップした2022年の注目作だ。
そんな『ダイイングライト2』の魅力を、YouTubeでのゲーム配信でも活躍する伊織もえさんにインタビュー。ホラーゲーム克服のきっかけとなったある配信者の存在、配信をはじめたきっかけ、コスプレでも配信でも共通する見せ方の工夫──。
様々なプレイヤーがひしめくゲーム配信界で、“レベル1”の伊織もえが辿り着いた生き残る術とは? 最後には、いい意味で肩書き大渋滞な彼女を突き動かすマインドを明かしてくれた。記事最後のプレゼントキャンペーンもお見逃しなく。
【画像42枚】伊織もえ撮り下ろし写真ギャラリー 取材・文: Yugaming 編集:恩田雄多 撮影:Diora
目次
ゲーム配信者の伊織もえはレベル1
──今日の取材前もそうですが、かなり頻繁に配信されていますよね。いつ頃から配信されるようになったんでしょうか?伊織もえ YouTubeで配信をはじめたのはプロゲーミングチーム・Crazy Raccoonが主催する「CRカップ」に参加した頃からです。2021年3月に大会があって、それに向けた練習してるところを配信しようと。
そもそもは2020年頃から、コロナ禍でイベントがいっぱい中止になってしまって、会える場所が減ったファンの人と家の中で楽しくコミュニケーションを取れる方法としてスタートしました。
コロナって言っても当時はそこまで緊張感が無かったので、自分なりに自分のファンのためにできることはないかなって考えた結果、特に人の出入りが激しい日曜日だけでも「おうちにいて楽しい」って思ってもらえるようにしようと思って。配信時の楽しさという意味ではYouTubeが一番だったので、「日曜日の伊織もえ」という週1の雑談配信を結構長くやってました。
ただ2020年11月にYouTubeのアカウントがBANされてしまって……。解除されたタイミングでFPSにハマっていて、なおかつ同時期にはCRカップもあってと、いろいろなタイミングが重なって、本格的にゲーム配信に切り替えたんです。
配信者の方ってゲームが上手いのが当たり前の世界で、自分が下手なことを自覚してからは本当に悔しくて、「楽しい! もっと上手になりたい!」と思って、今はコーチングを受けるくらいのめり込んでいます。
──大会への参加がストリーマーとしての活動の後押しになった面もありそうですね。ちなみにご自身の中で、配信でプレイするタイトルを選ぶ基準はあるんでしょうか?
伊織もえ もちろん自分が好きなのは当然として、例えば昔ハマってたゲームって、当時の“その時“だったからみんな遊んでて、みんなの話題になってた、楽しかったっていう側面があると思っていて、なので、遊んでる楽しさを共有したくて、“今が旬”のゲームを優先して遊ぶようにしてます。
ゲームに興味が無い人でも、私の配信を見てたから学校とか会社でゲームの話に混ざるようになったり、コミュニケーションのきっかけになったりしたよって報告をもらったりするのが凄く嬉しいです。私の楽しみでやってることだけど、誰かの役に立ってる!ってびっくりじゃないですか?
それと、ゲーム配信者としての伊織もえは、レベル1からスタートしていると思っていて、遊ぶゲームを自分の好き!っていう気持ちだけで選んじゃうと、特に伊織もえのファンじゃない方もいるので、そういうご新規の方にとっては視聴しづらくなるなって。 伊織もえ 例えば、多くの配信者のみなさんがプレイしているタイトルは、見る人も目が肥えてる状態。それなのにもたもたゲームを進めていたら、既存のファンしか見ない配信になってしまう。FPSもそうですが、比較的回転率が高くて、ランダム性があるゲームが配信者にとっては良いのかなと思ったんです。
それか、みんながルールをわかるものとかも良いのかなって思って、特にFPSだと見てる方も目が疲れちゃうので、ゆっくりできる麻雀ゲームの配信を最近やりはじめました。麻雀だと結構みんなこのゲームではなくても共通のルールがわかるので、FPSをやって目が疲れたら、そのまま麻雀でまったりするのがいいかなって(笑)。
伊織もえ そうですね。新規参入するなら市場調査が必要というか、いろいろな配信者の方を見て考えてました。それこそCRカップでご一緒したSHAKAさんと渋谷ハルさんの配信がめちゃめちゃ長くて、それまで配信は1時間くらいだと思っていたので、その概念がぶち壊されたというか(笑)。以降は私もよく5時間とか配信するようになりました。
「画質が良い顔出し配信者」のための機材200万円
──いわゆるYouTuberのような企画動画をやらないのも、いろいろ考えた上での判断なのでしょうか?伊織もえ 単純に編集できる人がいない……(苦笑)。
企画動画はいつか出したいと思っていて、2021年のクリスマスに、試しに撮影してもらって、それを私が編集した動画を公開しました。でも、初めて動画編集アプリを使って仕事の合間に作業したんですけど、1週間かかったんですよ!
──その点、切り抜き動画というのは「編集の外注化」のような側面があると思います。公認チャンネルもありますが、ご自身としてはどのように考えていますか?
伊織もえ 例えば「配信のアーカイブ、後で見ます!」って言っても、実際に長時間見るのは大変じゃないですか。だから、配信の面白い部分を抽出してつくってくれるのは嬉しいです。切り抜き動画が伸びることで本配信が伸びることもあるのでありがたいですね。
もちろん、切り抜きの中には扇情的なサムネやタイトルもあって、あまりにも過激な釣りタイトルは相談させてもらうこともあるんですけど、正直そこまで気分を害してるってことはないです。サムネが過激でも、実際はそういう動画じゃないことがほとんどなので。 伊織もえ 私自身、グラビアアイドルとしても活動してるので、雑誌の表紙に水着とかで出てるわけじゃないですか。そんな私が「エッチな切り抜きやめてください!」って言うのもちょっと変かなって。
それに谷間が見えてるシーンだけを切り抜いたような動画は伸びてないんですよね。伸びているのは他の配信者さんとの会話とか、やっぱり切り抜き内容が面白くないと伸びないんだなって思います。
──以前、グラビアとコスプレでは見せ方が違うと話されていました。配信時にもそうしたこだわりはありますか?
伊織もえ 自分の映り方については、コスプレやグラビアと同じくらいこだわっています。特にコスプレとも共通するんですけど、コスプレ撮影の場合はライティングを意識して、天候にもよりますけど基本は「逆光で撮る」が鉄則です。
順光で太陽を見ちゃうと、コスプレのつけまつ毛やウィッグは全部化学繊維で、それらの細かいところまではっきり写っちゃうので、柔らかい写真にはならないんです。撮影の条件やコンセプト、作品・キャラクターによって違いはあるけど、基本的に「可愛い女の子は太陽を背にしてなんぼ」ですね。 ──配信でもカメラやライティングにこだわっていると?
伊織もえ そうですね。特に配信の画質を良くしようと意識しています。「こんなに画質が良い顔出し配信者あんまりいないよね」っていう人になりたくて。
グラフィックボードとかゲーム関連のデバイスを除いて、カメラやレンズ、ライト関連でだいたい200万円くらいかかってます。配信を見た人に「MVみたいな画質だ…」って言われると気分が良くなります(笑)。実際、この機材は外での撮影時にも使っているので、MV撮ってもおかしくないカメラなんですよね。
それ以外だと、ビジュアルもゲーム配信するときはカジュアルな格好がいいなって。一度、花柄ワンピースとヘッドホンを合わせたら「なんか違うな」と。背景も海外の配信者さんのレイアウトを参考に赤や青のライトを置いて、配信では若干カジュアルに寄せて、普段のグラビアやコスプレの撮影とは差別化しようとしていますね。
匿名ハッコウくん(ID:6153)
綺麗なシーンの撮影を歓迎します。見れば見るほど私の褒め言葉を見たい。私はあなたのIGファングループに加入する。自分のシーンやアニメの写真を撮る。やはり読書や仕事や音楽が好き。日本の学校は何か興味があるか聞いてください。伊織もえ。あなたの東京が見つからないなら、私は道に迷います。日本高校学校台日好友都說讚。「休みに日本の先生が台湾に旅行に来ました」「🇯🇵2023女教師 男教師旅行に来ました」