楳図かずおの展覧会 26年ぶりの新作発表も控える稀代の漫画家

楳図かずおの展覧会 26年ぶりの新作発表も控える稀代の漫画家
楳図かずおの展覧会 26年ぶりの新作発表も控える稀代の漫画家

楳図かずおさんが描いた自画像がデザインされた「UMEZZ ART PROJECT」のロゴ

POPなポイントを3行で

  • 楳図かずおの芸術性にスポットを当てる
  • 「UMEZZ ART PROJECT」が始動
  • 2022年1月から3月まで展覧会を開催
漫画家・楳図かずおさんの芸術性にスポットを当て、様々な角度から浮かび上がるその世界を発信するプロジェクト「UMEZZ ART PROJECT」が始動した。

プロジェクトの一環として、2022年1月28日(金)から3月25日(金)まで、東京シティビューで楳図さんの展覧会の開催決定。詳細や見どころは、公式サイトやTwitterで後日公開される。

なお1995年以来新たな漫画を公開していない楳図さんだが、この8月に26年ぶりとなる新作の発表を公式サイトで告知している。2022年1月にそれが発表される予定なのだが、時期的に展覧会と被るため、新作のお披露目もここで行われるかもしれない。

楳図かずおの華々しい漫画歴

楳図かずおさん

小学校4年生で漫画を描きはじめ、高校3年生の時に『別世界』『森の兄妹』をトモブック社から単行本で出版しデビュー。『へび少女』『猫目小僧』などのヒット作により“ホラーまんがの神様”と呼ばれた楳図かずおさん。

代表作『漂流教室』で小学館漫画賞受賞する一方、『まことちゃん』でギャグの才能も発揮。作中のギャグ“グワシ”は社会現象となった。

『漂流教室』

ほか『おろち』『洗礼』『わたしは真悟』『神の左手悪魔の右手』『14歳』など、数多くのヒット作を生み出す傍ら、タレント、歌手、映画監督など様々なジャンルで活躍している。

また2018年には『わたしは真悟』で漫画界のカンヌとも称されるフランス・アングレーム国際漫画祭で「遺産賞」を受賞。同年度には文化庁長官表彰も受賞している。

『わたしは真悟』

『おろち』

©楳図かずお/小学館

時代によらない名作

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