藤井みほな『GALS!』連載再開 友情や恋描いたギャル漫画の金字塔

POPなポイントを3行で

  • 藤井みほな『GALS!』が連載再開
  • スピンオフではなく続編、タイトルは『GALS!!』へ
  • 男性キャラ人気投票の結果直後に発表
藤井みほなさんの漫画『GALS!』が、11月5日(火)から集英社の公式漫画アプリ「マンガMee」で連載を再開することが発表された。

連載再開に伴い、タイトルが『GALS!』から『GALS!!』へと「!」が1つ増えている。

自身のTwitterで再開を発表した藤井さんは「スピンオフじゃなくて連載再開のかたちー!2002年4月からの話ー!」「ぎえーまじかうそだろ!?って声が聞こえてきそうだけどまじのまじ!!」と興奮気味にコメント。

およそ17年ぶりの連載再開にファンからは、「令和の時代にGALSが読めるなんて!」「懐かしすぎる!」という喜びの声が数多く上がっている。

渋谷を舞台にギャルを描く『GALS!』

『GALS!』は、1998年から2002年のおよそ3年半の間、集英社の少女漫画雑誌『りぼん』で連載されていた漫画で、アニメやゲームも展開された人気作だ。

主人公・寿蘭と、その親友の山咲美由星野綾が、渋谷を舞台に駆け回り、家庭や学校の問題を解決していく物語。

コギャル、ガングロ、ルーズソックス、厚底サンダルなど、題材やファッションに当時の流行が反映されているだけでなく、「親や大人への反発」や援助交際といった社会問題も描いている。

当時の読者の中には「『GALS!』は自分の青春」という人も多い。「渋谷最強のギャル」であるカリスマ女子高生・蘭の服装や、トレードマークである赤メッシュを真似るファンも少なくなく、1990年代後半から2000年代初頭のカルチャーとともに多くの人の記憶に残っている。 2019年4月の「渋谷の日」には、40周年を迎えたSHIBUYA109のコラボ漫画を発表。藤井さんが大人になった蘭、美由、綾の3人が登場する4ページ漫画を描き下ろした。

男性キャラ人気投票後の発表にファン歓喜

藤井さんは10月、自身のTwitterで『GALS!』に登場する男性キャラ4人の人気投票を実施。総投票数は6日間で5万票を超えた。

1位を獲得したのは、蘭の兄であり美由の恋人である寿大和。総投票数の過半数を独占する結果となった。 この結果を受け、藤井さんは大和と美由のラブラブな描き下ろし漫画を発表。ファンからは「こんな2人が見たくて投票しました」「控えめに言って最高」と歓喜の声が寄せられた。

『GALS!』連載再開は、この人気投票の結果発表後に発表された。ファンにとっては懐かしむ暇もないほど突然で嬉しいニュースだっただろう。11月5日、当時のまま帰ってくる3人が楽しみで仕方ない。

『GALS!』連載再開に号泣するファン続出

物語の舞台である渋谷の今

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