パワハラ・セクハラが問題視されていた人気パフォーマンス集団/YouTuberグループ・レペゼン地球のリーダーであるDJ社長さんが、YouTubeに新たな動画を投稿。本件について、KAI-YOU.netとしての見解及びお詫びを公開いたしました。
自身の事務所所属タレント・ジャスミンさんに対するセクハラおよびパワハラが、すべて「炎上商法」と呼ばれるプロモーションだったことを明らかにした。
動画では「パワハラ ザ ホルモン」のテロップとともに、ジャスミンさんからのTwitterでの告発やLINEでのDJ社長さんとのやりとりなどが、自作自演だったことを歌にのせて説明。
マキシマム ザ ホルモンメンバー4人も登場してコラボを果たすと、最後には謝罪動画で見せた丸坊主が偽物であることも暴露。レペゼン地球の復活を宣言した。
7月21日(日)から8月31日(土)まではレペゼン地球復活祭と題して動画が毎日更新される。
謝罪に発展したDJ社長の炎上騒動
騒動の発端となったのは、9月のメットライフドーム(西武ドーム)でのライブ公演に向けて活動休止中のレペゼン地球・DJ社長さんによる2か月ぶりの動画投稿。自身の事務所所属タレント・ジャスミンさんから、セクハラ・パワハラを告発されたことを受けて投稿した謝罪動画だった。 その中でDJ社長さんは、彼女に対する嫌がらせを謝罪したほか、レペゼン地球が活動休止していること、そして予定していたライブでの活動再開を検討していると言及。
一大プロジェクトを間近に控えたタイミングでの発覚に、今後の活動への影響が懸念されていた。
企画の背景
ジャスミンさんがTwitterで告発した当時、マキシマムザ亮君はバンドの公式Twitterで問題に言及。「レペゼン地球のDJ社長のこと好きだったのにこれはさすがにショック」とツイートしていた。レペゼン地球のDJ社長のこと好きだったのにこれはさすがにショック。。
— マキシマム ザ ホルモン (@MTH_OFFICIAL) July 18, 2019
パワハラダメゼッタイ。
うちのスタッフの女子に昔はよく無理やり二郎系ラーメン誘って食べさせまくってましたが、これは何ハラになるんでしょうか? 😂
byマキシマムザ亮君 https://t.co/KvHwzyXob6
ネタバラしである7月20日に公開された今回の動画の内容を見るに、マキシマムザ亮君のツイートも一連のプロモーションにおける伏線だった可能性もある。
「今までありがとうございました。」と題した動画では、心配させたファンに謝罪するとともに、広告費がない自分たちには「炎上商法しかない」として、炎上商法の効果を説明。
「メディアは食いつき記事を書き」「アンチは喜びそれを拡散」「馬鹿みたいに広告のお手伝い!」とメッセージを歌っている。
「セクハラ/パワハラ」を揶揄するというモラルを欠いた手法の是非について、さらなる批判も噴出しているが、ドームでのライブというビッグイベントを控えて結果的に大きな注目を浴びている。
21日14時追記
この手法を巡って、大きな批判が噴出。レペゼン地球側は批判をうけて、動画を削除。Twitterに投稿した謝罪文には、今回の経緯と動画を削除した理由を説明している。
もともと炎上商法だったので多少 炎上することは想定していましたが
想像の10倍炎上し、まさか「パワハラはダメ」「炎上商法はダメ」と今回のMVで言っているマキシマム ザ ホルモン様にまで批判がいくとは考えておりませんでした」
僕はそれが本当に申し訳なく、耐え難かったためMVを削除する事を決意しました。 【レペゼン地球】〜公式〜Twitterアカウント「謝罪とご報告。」より抜粋
その意図がセクハラや炎上商法への警鐘だったとしても、結果的に実際の被害者が今もなお後を絶たない社会問題となっている「セクハラ/パワハラ」をネタにしている点、そして今後「セクハラ/パワハラ」を被害者が告発した際に事実だったとしてもその信頼性が揺らぎかねない点など、この企画が孕んでいる問題点は山積みだ。謝罪とご報告。 pic.twitter.com/POEVe7l1nQ
— 【レペゼン地球】〜公式〜 (@represen_chikyu) July 21, 2019
コラボしたマキシマム ザ ホルモンも同じくお詫びを発表している。レペゼン地球MVへの一部出演について pic.twitter.com/R01UOBxfYV
— マキシマム ザ ホルモン (@MTH_OFFICIAL) July 21, 2019
レペゼン地球“らしい”出来事
この記事どう思う?
関連リンク
2件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:2908)
ツイートでも絶賛してたくせによくもまあ。こういうバイラルメディアみたいなネットの寄生虫はレペゼン地球と同じメンタリティだから肯定的なんだろうな。
匿名ハッコウくん(ID:2906)
なにが「この企画が孕んでいる問題点は山積みだ。」だよ。
追記するまでは、「結果的に大きな注目を浴びている。」って肯定的に記事締めてたくせに。