今季最強と報道されている年末の寒波。冬型の気圧配置が続き、北日本から西日本の日本海側では雪が降り続いている。
本日12月30日(日)も、全国的に最高気温が平年を下回り、日中から厳しい冷え込み。また、全国的に強風も続いているため、体感温度はさらに低い。
そんな中、冬の祭典「コミックマーケット」の2日目が開催されている。会場となる有明・東京ビッグサイトの気温は7度ほど。 会場内は人の熱気で逆に汗ばむほど暖かいが、一歩外に出れば極寒。特に、その影響を一番受けるのは、主に野外にいるコスプレイヤーたちだ。
果たして彼女たちは、寒波を前にどのような対策を施しているのか。予想の範疇ではあるが、キーワードはやはりユニクロの定番商品「ヒートテック」と「カイロ」にあった。
撮影:Diora
余談ながら、NHKの番組「みんなで筋肉体操」にて、俳優の武田真治さんらと出演して大きな注目を集めた小林航太弁護士はもともとコスプレイヤーでもあり、本日もコミケに参加。
番組がきっかけで2018年の流行語大賞の候補にもなった「筋肉は裏切らない」を体現するかのように、筋肉体操そのままの格好での本人コスプレが大きな話題を呼んだが、筋肉の鎧に包まれた小林航太弁護士でさえ「風強くて寒すぎる」とツイート。午後には「寒すぎるので撤収します!」と言い残して会場を後にしている。
コスプレイヤーが口を揃えて防寒対策として挙げるのは、まずカイロ。会場付近のコンビニでも、早朝からカイロを購入する姿を何人も目撃した。
「冬コミ」参加においては初歩中の初歩だが、手で持って暖をとるカイロだけではなく、衣服や靴底などに貼るタイプのカイロが重宝されている。
初日、自身のブースに立っている時は、上着を羽織ってポケットにはカイロを常備しているというコスプレイヤーの火将ロシエルさん。 2日目の野外のコスプレエリアに参加する際には、今回は長めのロングスカートを着用して貼るカイロを仕込んでいる。
短いスタートの衣装の場合は、肌色のタイツを2枚重ねで履いたりスカート裏にやはりカイロを仕込んだりと、創意工夫を凝らす予定だという。
グラビアアイドルでコスプレイヤーの霜月めあさんも、肩が出てしまう衣装のためヒートテックは着れなかったというが「腹巻きと、お腹と背中にカイロを貼りました!」と万全の対策。 お腹と背中にカイロを貼っていると答えたのは、イラストレーターでコスプレイヤーのえい梨さんと現役ナースでコスプレイヤーの桃月なしこさんもだ。 もともと冷え性で、冬コミでは毎回シモヤケになるくらい寒さに弱いというえい梨さんは、ヒートテック2枚重ねに毛糸のパンツを装備することが多いという。今回の寒波については「もう、耐えるしかないですよね…(笑)」と悲壮(?)な覚悟を覗かせた。 桃月なしこさんも、男前でクールな出で立ちながら、その下にはちゃんとヒートテックとカイロを仕込んでいるという。 また、会場内と会場外で気温の落差が激しい「冬コミ」においては、「移動中もすぐ着れてすぐ脱げるような羽織りやブランケットが手放せません」と霜月めあさんは言う。
紹介したいずれも、冬場は基本の防寒対策ではあるが、“見られる/撮られる”対象であるコスプレイヤーには、そもそもとれる手段は限られている。
どんなに寒かろうが、大寒波が襲来していようが、目に見える形での防寒対策はとりづらいという現実がある。
覚悟を決めたそのプロ意識には驚かされつつも、とにかく無事に3日間を乗り切ってほしいものだ。
「コミックマーケット95」コスプレ写真をもっと見る
本日12月30日(日)も、全国的に最高気温が平年を下回り、日中から厳しい冷え込み。また、全国的に強風も続いているため、体感温度はさらに低い。
そんな中、冬の祭典「コミックマーケット」の2日目が開催されている。会場となる有明・東京ビッグサイトの気温は7度ほど。 会場内は人の熱気で逆に汗ばむほど暖かいが、一歩外に出れば極寒。特に、その影響を一番受けるのは、主に野外にいるコスプレイヤーたちだ。
果たして彼女たちは、寒波を前にどのような対策を施しているのか。予想の範疇ではあるが、キーワードはやはりユニクロの定番商品「ヒートテック」と「カイロ」にあった。
撮影:Diora
「みんなで筋肉体操」小林航太も「風強くて寒すぎる」
大寒波の中、“平成最後のコミケ”として12月31日(月)まで開催されている「コミックマーケット95」(C95)。昨日12月29日の開幕から本日も、厳しい寒さが続いている。余談ながら、NHKの番組「みんなで筋肉体操」にて、俳優の武田真治さんらと出演して大きな注目を集めた小林航太弁護士はもともとコスプレイヤーでもあり、本日もコミケに参加。
番組がきっかけで2018年の流行語大賞の候補にもなった「筋肉は裏切らない」を体現するかのように、筋肉体操そのままの格好での本人コスプレが大きな話題を呼んだが、筋肉の鎧に包まれた小林航太弁護士でさえ「風強くて寒すぎる」とツイート。午後には「寒すぎるので撤収します!」と言い残して会場を後にしている。
コスプレ参加の過酷さの一端でも伝わるだろうか。いくら鍛えていてもタンクトップに短パンで、この寒さに耐えるのは無茶というもの…。寒すぎるので撤収します!撮影してくださった方ありがとうございました! pic.twitter.com/wMHza1l8DG
— 弁護士 小林航太@紅白もみんなで筋肉体操 (@yomimate) 2018年12月30日
カイロとヒートテックで外から気付かされない防寒対策
さて、ではどのような防寒対策がとられているのか。コスプレイヤーが口を揃えて防寒対策として挙げるのは、まずカイロ。会場付近のコンビニでも、早朝からカイロを購入する姿を何人も目撃した。
「冬コミ」参加においては初歩中の初歩だが、手で持って暖をとるカイロだけではなく、衣服や靴底などに貼るタイプのカイロが重宝されている。
初日、自身のブースに立っている時は、上着を羽織ってポケットにはカイロを常備しているというコスプレイヤーの火将ロシエルさん。 2日目の野外のコスプレエリアに参加する際には、今回は長めのロングスカートを着用して貼るカイロを仕込んでいる。
短いスタートの衣装の場合は、肌色のタイツを2枚重ねで履いたりスカート裏にやはりカイロを仕込んだりと、創意工夫を凝らす予定だという。
グラビアアイドルでコスプレイヤーの霜月めあさんも、肩が出てしまう衣装のためヒートテックは着れなかったというが「腹巻きと、お腹と背中にカイロを貼りました!」と万全の対策。 お腹と背中にカイロを貼っていると答えたのは、イラストレーターでコスプレイヤーのえい梨さんと現役ナースでコスプレイヤーの桃月なしこさんもだ。 もともと冷え性で、冬コミでは毎回シモヤケになるくらい寒さに弱いというえい梨さんは、ヒートテック2枚重ねに毛糸のパンツを装備することが多いという。今回の寒波については「もう、耐えるしかないですよね…(笑)」と悲壮(?)な覚悟を覗かせた。 桃月なしこさんも、男前でクールな出で立ちながら、その下にはちゃんとヒートテックとカイロを仕込んでいるという。 また、会場内と会場外で気温の落差が激しい「冬コミ」においては、「移動中もすぐ着れてすぐ脱げるような羽織りやブランケットが手放せません」と霜月めあさんは言う。
紹介したいずれも、冬場は基本の防寒対策ではあるが、“見られる/撮られる”対象であるコスプレイヤーには、そもそもとれる手段は限られている。
どんなに寒かろうが、大寒波が襲来していようが、目に見える形での防寒対策はとりづらいという現実がある。
覚悟を決めたそのプロ意識には驚かされつつも、とにかく無事に3日間を乗り切ってほしいものだ。
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イベント情報
コミックマーケット95
- 開催
- 2018年12月29日(土)から12月31日(月)
- 場所
- 有明・東京国際展示場(東京ビッグサイト/有明臨海副都心)
- 時間
- 出展サークル:10時から16時
- 企業ブース:10時から17時(最終日は16時)
- コスプレ:10時から17時頃(最終日は15時45分頃)
- 午前中は入場待機列がありますので、初めて参加される方は午後到着するように来て下さい
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