12月29日(土)、「コミックマーケット95」(C95)が開場した。
会場・東京ビッグサイト付近の現在の気温は6度。
今年一番の大寒波で冷え込む中、平成最後を締めくくるコミケがいよいよ開幕となった。
この日のために、全国津々浦々、近年では外国人の参加者も増加している。
会場では同人誌だけでなく、近年は企業ブースのスペースも確保され、アニメや漫画、ゲームといったメーカーがコミケ限定グッズの配布や販売などを行い、大きな賑わいを見せる。
12月28日をピークに、冬型の気圧配置による大寒波が到来している。
コミケが開催されている有明・東京ビッグサイトは沿岸部のため、風が吹き付けて体感的にはより冷え込む。
本日も最低気温は氷点下となっており、低体温症も懸念されるため、参加者は十分な防寒対策が必要だ。 今年は、2017年末からネット上で大きなムーブメントとなり、最近ではテレビなどでも取り上げられることが増えてきたバーチャルYouTuber(VTuber)が新たなネット発カルチャーとして盛り上がった。 YouTubeなどの動画サイトを中心に、3DCGや2Dイラストのキャラクターをアバターのように用いてタレント活動を行うVTuberたちが、今回のコミケからいよいよ本格的に参入。 NHKでのノーベル賞解説などが注目集めたキズナアイさん擁する「upd8」はじめ、数々のVTuber関連企業の出展やサークル参加など、一大勢力となっているだけに、その動向には注目が集まる。
2019年からは、東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴って、会場の半分にあたる東京ビッグサイトの東展示棟が使えなくなる。
そのため、会場が狭くなる対策として、2019年8月開催の「コミックマーケット96」(C96)および12月開催の「コミックマーケット97」(C97)では、コミケ史上初の4日間開催が決定。
それに伴って、その期間は入場料の有料化を検討していることが発表されている。 そして、まさに東京オリンピック・パラリンピック開催年である2020年には、毎年8月開催の夏コミを、5月のGWに開催することも決まっている。
開催自体が危ぶまれてきたが、東京ビッグサイトで開催するための対策として前倒して決行される。こちらも同じく、コミケ史上初の試みとなる。
1975年12月に始動し、1996年以降は現在の会場に落ち着いて、改善を続けながら開催されてきたコミケだが、国を挙げての一大行事を前に、今後は異例尽くしの開催となる。
平成最後である以上に、ここ20年ほどの形でのコミケ開催は、今回で一旦幕を閉じることになると言っていい。
もちろん、東京オリンピック・パラリンピック開催後も、コミケ自体は存続されていくはずだが、歴史のターニングポイントであるということを胸に刻んで、3日間を精一杯楽しみたい。
会場・東京ビッグサイト付近の現在の気温は6度。
今年一番の大寒波で冷え込む中、平成最後を締めくくるコミケがいよいよ開幕となった。
世界最大の同人誌即売会
世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット」。8月に開催される「夏コミ」と、12月に開催される「冬コミ」の2回にわたって毎年開催されている。 個人や複数名の仲間で結成されたサークルとして参加し、「同人誌」と呼ばれるオリジナルや二次創作の漫画やイラストをはじめ、主に自主制作による非商業作品を頒布する一大イベントだ。この日のために、全国津々浦々、近年では外国人の参加者も増加している。
会場では同人誌だけでなく、近年は企業ブースのスペースも確保され、アニメや漫画、ゲームといったメーカーがコミケ限定グッズの配布や販売などを行い、大きな賑わいを見せる。
寒波が襲う平成最後のコミケ
いよいよ開幕となった、“平成最後のコミケ”。12月28日をピークに、冬型の気圧配置による大寒波が到来している。
コミケが開催されている有明・東京ビッグサイトは沿岸部のため、風が吹き付けて体感的にはより冷え込む。
本日も最低気温は氷点下となっており、低体温症も懸念されるため、参加者は十分な防寒対策が必要だ。 今年は、2017年末からネット上で大きなムーブメントとなり、最近ではテレビなどでも取り上げられることが増えてきたバーチャルYouTuber(VTuber)が新たなネット発カルチャーとして盛り上がった。 YouTubeなどの動画サイトを中心に、3DCGや2Dイラストのキャラクターをアバターのように用いてタレント活動を行うVTuberたちが、今回のコミケからいよいよ本格的に参入。 NHKでのノーベル賞解説などが注目集めたキズナアイさん擁する「upd8」はじめ、数々のVTuber関連企業の出展やサークル参加など、一大勢力となっているだけに、その動向には注目が集まる。
平成最後、というだけではない
今回の「コミケ」は、平成最後というだけではない。2019年からは、東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴って、会場の半分にあたる東京ビッグサイトの東展示棟が使えなくなる。
そのため、会場が狭くなる対策として、2019年8月開催の「コミックマーケット96」(C96)および12月開催の「コミックマーケット97」(C97)では、コミケ史上初の4日間開催が決定。
それに伴って、その期間は入場料の有料化を検討していることが発表されている。 そして、まさに東京オリンピック・パラリンピック開催年である2020年には、毎年8月開催の夏コミを、5月のGWに開催することも決まっている。
開催自体が危ぶまれてきたが、東京ビッグサイトで開催するための対策として前倒して決行される。こちらも同じく、コミケ史上初の試みとなる。
1975年12月に始動し、1996年以降は現在の会場に落ち着いて、改善を続けながら開催されてきたコミケだが、国を挙げての一大行事を前に、今後は異例尽くしの開催となる。
平成最後である以上に、ここ20年ほどの形でのコミケ開催は、今回で一旦幕を閉じることになると言っていい。
もちろん、東京オリンピック・パラリンピック開催後も、コミケ自体は存続されていくはずだが、歴史のターニングポイントであるということを胸に刻んで、3日間を精一杯楽しみたい。
コミケ、楽しみましょう!
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イベント情報
コミックマーケット95
- 開催
- 2018年12月29日(土)から12月31日(月)
- 場所
- 有明・東京国際展示場(東京ビッグサイト/有明臨海副都心)
- 時間
- 出展サークル:10時から16時
- 企業ブース:10時から17時(最終日は16時)
- コスプレ:10時から17時頃(最終日は15時45分頃)
- 午前中は入場待機列がありますので、初めて参加される方は午後到着するように来て下さい
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