SFアニメ『電脳コイル』デザイン系資料の決定版 VR全盛の今こそ見直したい

SFアニメ『電脳コイル』デザイン系資料の決定版 VR全盛の今こそ見直したい
SFアニメ『電脳コイル』デザイン系資料の決定版 VR全盛の今こそ見直したい

『電脳コイル アーカイブス』/画像はすべてAmazonより

POPなポイントを3行で

  • 磯光雄『電脳コイル』のデザイン系資料が発売中
  • 初期デザイン画やキャラデザ、美術デザインなど収録
  • VR全盛の今、改めて見ておきたいアニメ
2007年に放送されたテレビアニメ『電脳コイル』の初期デザイン画やキャラクターデザイン、美術デザインやイメージボードといったデザイン系の資料がまとめられた書籍『電脳コイル アーカイブス』(アニメスタイル)が、9月5日に発売された。

新作『地球外少年少女』の舞台は2045年の宇宙

『電脳コイル』といえば、天才アニメーターとしても知られる磯光雄さんの初監督作品。本作では原作・監督をつとめ、VR・AR技術が一般化された近未来のジュブナイルを描いたSFアニメとして、方々からあつい支持を集めた。

加えて、「2007年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞」「第29回日本SF大賞受賞作品」といった数多くの賞も受賞している。 これまでも『電脳コイル企画書』(徳間書店)や『電脳コイル ビジュアルコレクション』(徳間書店/2014年より復刊ドットコムにて復刊)といった関連書籍は刊行されてきたが、本書は“デザイン系資料の決定版”とうたうだけあって、豊富な資料と共にオフィシャルイラストが多数収録されている。

年5月には、磯監督による11年ぶりの新作『地球外少年少女』の制作も発表され、再び注目が集まっている『電脳コイル』。本書を読めば、ヤサコとイサコの活躍、デンスケの愛らしさがフラッシュバックすること間違いなしだ。

(C)磯 光雄/徳間書店・電脳コイル製作委員会

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