「芸術の日常性」掲げる新ギャラリー プレビュー展に気鋭作家12名

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「芸術の日常性」掲げる新ギャラリー プレビュー展に気鋭作家12名
「芸術の日常性」掲げる新ギャラリー プレビュー展に気鋭作家12名

神宮前に開廊するEUKARYOTE外観。3フロアと屋上を有するビル1棟のスペース

POPなポイントを3行で

  • 神宮前に新たにオープンするギャラリーEUKARYOTE
  • 2月16日からプレビュー展を開催
  • 石川和人、山口聡一ら総勢12人が参加
表参道と外苑前の間の神宮前という文化の継承地に、コンテンポラリー・アートギャラリー「EUKARYOTE(ユーカリオ)」が3月2日(金)にオープンする。

オープンに先立って、2月16日(金)から25日(日)にはプレビュー展を企画。

次世代のアートシーンで活躍を期待されるアーティストから従来オルタナティブな場で活動してきたアーティストまで、12名によるグループ展「PREVIEW」が開催される。

石川和人ら総勢12人から今後のEUKARYOTEを展望

参加アーティストは総勢12人。

「PREVIEW」展 出展作家 石川和人作品

EUKARYOTEの前身となるセゾンアートギャラリーの活動から引き続き取り扱い作家となる、写真家の石川和人、ペインターの山口聡一をはじめ、アーティストコレクティブであるカタルシスの岸辺、磯村暖、小川潤也、香月恵介、品川はるな、高山夏希、田中良祐、中島晴矢、畑山太志、楊博。

「PREVIEW」展 出展作家 山口聡一作品

20代の若手を中心に、作品ジャンルや従来の枠を超えた、今後のEUKARYOTEの展望を示すグループ展となる。

EUKARYOTEは生物の二大ドメインの一つであり、ラテン語で ”本当の核を有するもの” の意味を持ちます。20億年前に発生した生物が進化と絶滅を繰り返してきたように、美術もまた内部において新陳代謝を繰り返してきました。EUKARYOTEでは、美術の発生より紡ぎ続けてきた現代の有形無形、その本質であり、普遍的な価値を持つ作品や作家を積極的に取り上げ、残していきます。EUKARYOTE Director 鈴木亮

「芸術の日常性」を掲げるEUKARYOTEとは?

「PREVIEW」展 出展作家 磯村暖作品

EUKARYOTEは、2017年11月にクローズドしたセゾンアートギャラリーの運営メンバーが中心となり、同ギャラリーの「芸術の日常性」というヴィジョンを引き継ぎオープンする。

「PREVIEW」展 出展作家 小川潤也作品

若手アーティストの成長を助けるとともに、美術作品を購入するファーストステップとして、アートの質は高く、敷居は低く、既存の概念に囚われず新たな文脈を創造していく場となるよう、アーティストとコレクターが相互に関わり、ともに成長していくプラットフォームの形成を目指す。

「PREVIEW」展 出展作家 香月恵介作品

施設としては、3フロアと屋上を有するビル1棟のスペース。

1Fのガラスドア越しから目を引く壁面は大型の平面作品の展示を、2Fは映像作品の投影に適した広い壁面を保有。

3Fはオフィス機能に加え、不定期な展示を兼ねたスペースとなり、屋上はカウンターやテーブル、ベンチを設置して来廊者同士の交流の場として開放される。

コレクターとアーティストが共に10年成長すれば、世界のアートの舞台で生き抜く仲間となります。EUKARYOTEは、現代アートをコレクションする楽しみを広めることを使命として、コレクターに対して、検討段階や購入時だけでなく、購入後の作品展示作業やコレクションの保管・管理などの日常的にアートに触れるためのアフターサービスを展開し、1作品の購入だけにとどまらない、より積極的なアートコレクションの楽しみ方を提案していきます。EUKARYOTE Director 鈴木亮

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イベント情報

PREVIEW

会期
2018年2月16日(金)〜2月25日(日)
会場
EUKARYOTE(東京都渋谷区神宮前3-41)
東京メトロ銀座線 外苑前駅 出口徒歩10分
時間
12:00 - 19:00
休廊
月曜日
参加アーティスト
石川和人、山口聡一、カタルシスの岸辺、磯村暖、小川潤也、香月恵介、品川はるな、高山夏希、田中良祐、中島晴矢、畑山太志、楊博
Opening Party
2018年2月16日(金)18:00 - 20:00

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