アジカン後藤正文、新人賞を設立 賞金10万円は自腹

アジカン後藤正文、新人賞を設立 賞金10万円は自腹
アジカン後藤正文、新人賞を設立 賞金10万円は自腹

画像はGotchさん公式サイトより

ロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文(Gotch)さんが、自身が発起人となる音楽新人賞の構想を明かした。

2017年に発売されたアルバム/ミニアルバムを対象に選考し、3月頃に受賞作を発表する予定だという。

アジカン後藤主催の新人賞

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル/ギターとして知られる後藤正文さん。近年は愛称のGotch名義でのソロ活動も精力的に行っている。

自身主催によるレーベル「only in dreams」を発足し、洋邦問わずアーティストのリリースを重ねてきたほか、編集長として新聞「THE FUTURE TIMES」を定期的に刊行するなど、社会派な一面も注目されてきた。

そんな後藤正文さんが、新たにポップミュージックの新人賞の構想を自身のブログで発表。

上述のほかにも、「(新人賞という名前ではあるものの受賞は)新人でなくてもよい」「1stアルバムでなくてもよい」など、幅広い作品が選考対象となる旨が記されている。

・賞金10万円(俺の自腹)
・2017年に発売されたアルバムとミニアルバムが対象
・1stアルバムでなくてもよい(文学の新人賞を参考に)
・新人でなくてもよい
・1月〜2月に5〜10作のノミネート作品を選考。発表
・3月末くらいに受賞作品発表 第一回の概要/Gotchさんブログ「Apple Vinegar Award」より引用

後藤さんは同ブログ内で「文学の新人賞は数あれど、音楽はないですものね、新人賞って」と現状を述べ、この賞に関しては「10回くらいは続けたいなと思います」と意気込んでいる。

ASIAN KUNG-FU GENERATION主催によるフェス「NANO-MUGEN FES.」などを通じ、邦楽リスナーへいち早く洋楽の啓蒙的活動を行ってきた後藤さんによる新たなアワード。どういった作品がノミネートされるのか、注目したい。

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