ピクシブCEO片桐孝憲、株式会社DMM.comの新社長に就任

ピクシブCEO片桐孝憲、株式会社DMM.comの新社長に就任
ピクシブCEO片桐孝憲、株式会社DMM.comの新社長に就任

片桐孝憲さん(撮影:KAI-YOU)

12月6日(火)イラストコミュニケーションサービス・pixivの開発と運営をてがけるピクシブ株式会社の代表取締役社長で創業者の片桐孝憲さんが、2017年1月より株式会社DMM.com及び株式会社DMM.comラボの代表取締役社長に就任することがわかった。

これによって、片桐孝憲さんはピクシブ株式会社の取締役に籍を残しつつも、代表を退任。なお、ピクシブの新代表として伊藤浩樹さんが新たに就任することになった。

インターネット企業としてのDMM.com

株式会社DMM.comは同名のECサイト「DMM.com」の運営を行う企業。

ビデオソフトの通販・配信にはじまり、太陽光発電事業、社会支援活動・福祉活動を目的としたオークション事業、公営競技事業、オンラインゲーム事業、オンライン英会話サービス、3Dプリントサービス、ハードウェア・スタートアップの拠点「DMM.make AKIBA」の運営など、多岐にわたる事業を展開し続けている。

DMM.comによると、片桐さんの代表就任の理由を下記のように説明している。

DMM.comはインターネット事業の更なる拡大、推進を行うため新しい経営体制を敷き、事業の一層の加速を目指します。
これまでpixivにてテクノロジーやクリエイティブを推進し、ユーザーと一体化した文化構築に特化してきた片桐氏の知見と経験をDMM.comの多様なサービスと2,400万人を超える会員に対して反映していただくことを期待しております。新社長招聘の概要

片桐孝憲さんのこの度の就任の背景には、DMM.comの創業者で会長をつとめる亀山敬司さんによる大抜擢があるという。

様々な事業をてがけつつも、その主幹はインターネット事業であり、より先鋭的かつWebに注力した組織づくりを行うにあたって、片桐さんが代表に任命されたとのこと。

Web業界だけでなく、様々な分野でその存在感をみせるpixivとDMM.com、互いのサービスにもどのような変化が訪れるのか、今後も注視していきたい。
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