著者と編集者が集まってチームをつくって2日間で小説の完成・販売までを目指す短期集中型のジャムセッション(即興演奏)のような作品制作企画となる。
当日は、2012年に本格SF作品『Gene Mapper』を電子書籍として自主出版して一躍名前を広めた藤井太洋さんや、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『ソードアート・オンライン』はじめ数々のライトノベルを世に送り出してきた三木一馬さんが創作の極意を伝授する。
即興の小説創作イベント「NovelJam」
「NovelJam」は、著者20名・編集者10名を定員に、原則的に編集者1人が著者2人を担当するチームを組んで、2日間という短い期間中に“面白い”短編小説を著者1人につき1作品完成させるという、これまでにない小説創作イベント。即興的な側面が重視されるため、事前に本格的な準備をせず、参加者が互いに刺激を得ながらその場で作品を創り上げることをコンセプトとしている。
小説の課題テーマとなる「破」は、既存の出版のあり方とは違った新たな方法をもとに、作家と編集者がタッグを組んで取り組む作品テーマとして設定された。
藤井太洋と三木一馬による創作極意伝授の講演も
期間中、初日には藤井太洋さんと三木一馬さんによる講演、2日目は電書制作のワークショップを開催。作品の構成や表現方法はもちろん、タイトルやキャッチコピーなど、細部に至るまでチームで鍛え上げる。イベント終わりには、完成した作品をその場で審査・賞の授与が行われる。作品本編は3,000文字以上とし、表紙などをセットにして電書化・電子書店での販売までを目指すという。
作品の審査員には、藤井太洋さん、かつて『ぷよぷよ』も手がけた作家の米光一成さん、NPO法人日本独立作家同盟の理事長・鷹野凌さんが決まっている。
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イベント情報
小説創作イベント「NovelJam」(ノベルジャム)
- 日程
- 2017年2月4日(土)9時から5日(日)21時までの2日間
- ※参加申込は2016年12月31日23時59分まで
- 場所
- 東京都千代田区五番町3-1 五番町グランドビル7F(株式会社ブックウォーカー内)
- 参加費
- 1人税込8000円(期間中の食事代を含む)
- 定員
- 著者20名、編集者10名(応募者多数の場合、事務局にて選考を実施)
- 協賛企業
- ブックウォーカー、BCCKS、Voyager、NextPublishing、The Grapes、シミルボン
- comico
- メディアスポンサー
- アオシマ書店
【作品テーマ「破」】
既存の出版のあり方とは違った新たな方法をもとに、『作家と編集者がタッグを組んで取り組む作品』をテーマとして設定しました。例えば、「殻を破る」「守破離」「破壊」など、世の中には「破」をもとにした言葉が溢れています。新たな殻を破る作品が生まれることを、期待します。
【当日】
■2月4日(土)
0900:開場、受付開始
1000:イベント開始、ファシリテーター挨拶、企画概要説明
1030:ゲスト講演
著者向け:藤井太洋氏(テーマ『作品作りにおけるポイント』など)
編集者向け:三木一馬氏
〜昼食〜
1330:作業開始
〜夕食〜
2200:1日目終了、会場クローズ
■2月5日(日)
0900:2日目開始
1200:校正原稿完成
〜昼食〜
1300:EPUB作成講習ワークショップ(1時間)
1600:作品提出(EPUB入稿)
1630:作品プレゼン
1730:スポンサードセッション
1830:審査発表・表彰(各審査員賞、優秀賞、最優秀賞発表)
1930:懇親会
2100:イベント終了
【参加要項】
作家と編集者。二人三脚で挑む、集中創作道場。
■参加要項
・“面白い”短編小説を著者1人につき1作品、会期中に完成させる
・作品本編(3000字以上)、タイトル(16字以内)、キャッチコピー(32字以内)、概要(100字以内)、紹介文(400字程度)と、表紙をセットにして電書(EPUB)にして電子書店で販売するところまでを目指す
・小説のジャンルは問わない
・完成した作品は、その場で審査し、賞を授与する
■募集人数
・著者20名
・編集者 10名
*原則、編集者1人が著者2人を担当する。編集者と著者の組み合わせは、参加フォームをもとにした情報を踏まえながら、事務局側で決定する。
■参加費用
・税込8000円(イベント期間中の飲食代を含む)
■注意事項
・チームにてイベントを進行するため、参加確定後のキャンセルはご遠慮ください。やむを得ず不参加となった場合は、事前に事務局にまでご連絡ください
・参加確定とお支払のご案内は、ご記入いただいたメールアドレス宛にお送りいたします
・参加者決定後の参加費のお支払方法は、Peatixを利用いたします
・審査対象として提出した作品の著作権は、著者自身に帰属します(All rights reserved by the Author.)。次項の通り、初出は日本独立作家同盟からの出版とさせて頂きますが、その後の作品の出版、公開、利用等は著者が自由に行うことができます
・電書の制作はBCCKSを使い、共有編集機能で印税分配(著者7対編集3、日本独立作家同盟のアカウントを用い「群雛NovelJam」レーベルで発行します)、ストア配本機能でBOOK☆WALKERなどの電子書店へ配信します
・NovelJam内で制作した原稿やラフ案は、最終稿を除き一般向けにクリエイティブ・コモンズライセンス(CC BY-NC-SA)で共有・公開します(Googleドライブを利用)
・マスコミ取材や広報のため写真や映像を随時撮影させていただきます
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