これは、岡口さんが以前にSMバーの女王様に実験台として体を縛ってもらったという画像などの不適切なツイートを投稿し、それが当局に見つかってしまったというもの。国民の皆様へ
— 岡口基一 (@okaguchik) 2016年6月21日
さて,私こと,本日,ツイッターに不適切なつぶやきをしたということで,所属庁の長官から正式な口頭注意処分を受けました。https://t.co/OYfgREOSUWhttps://t.co/Q1BdvV5b4X pic.twitter.com/nIDoueYQti
……と聞くとドン引きしてしまうかもしれませんが、実はこの方、SNS上に多数の自画撮り画像を投稿し、以前から隠れた人気を集めていた人物だったのです。
4年以上も自画撮りを続けているエリート裁判官・岡口基一
岡口基一さんは、東京大学法学部を卒業後、全国各地の高裁や地裁、家裁の判事を経て、現在は東京高裁・東京簡裁の判事として勤務中。司法試験受験生や司法修習生に向けた書籍も数多く刊行しており、法曹界では人気の高いエリート裁判官として知られています。
岡口基一さんは、2012年頃から自身のTwitterに自画撮り画像の投稿をはじめ、コミカルなツイートとともにネット上でじわじわと注目を集めてきました。上野アメ横の@Sun_Houseに行ったぜぇ。GAIJIN MADE(外人公司)という大阪の会社が作ってるTシャツを買ったぜぇ。藍色にこだわっているメーカーらしく,実物は,藍色がとてもきれいだぜぇ。ワイルドだろぉ(^_^) pic.twitter.com/lt1wTYUF
— 岡口基一 (@okaguchik) 2012年4月15日
白ブリーフにTシャツやタンクトップ1枚という大胆な格好から、ポール・スミスやプラダ、アバクロンビーといった有名ブランドのアパレルを着こなした自画撮りまで、岡口さんのセンスが光ります。時代は「白ブリーフ」(^_^)
— 岡口基一 (@okaguchik) 2015年4月9日
白ブリーフを履く男はすでに「ひとつ上の男」になっており、それが自慢なのです。
白ブリーフを自在に履きこなせるということは、人生に余裕を持った“大人の自由人”http://t.co/30xzvuxYVD pic.twitter.com/dGYzZFBEHA
普段から体も鍛えられているようで、なかなかの筋肉質。しかし、どの自画撮りもほぼ同じアングルとポーズなのがシュールです。11000番キリ番ゲットだぜの方に,俺の撮れたての白ブリーフ一丁画像をプレゼントしました(^_^)(足下までの全身画像。ジムで白ブリーフ一丁で運動中(^_^))。次回は11111番ゲットだぜ!! pic.twitter.com/Lhdf01G79Z
— 岡口基一 (@okaguchik) 2016年6月7日
アレクサンダー・スカルスガルドが,スーツ+ブリーフの変態紳士な格好で登場。MTV主催の映画授賞式https://t.co/hx02bLQpbS
— 岡口基一 (@okaguchik) 2016年4月12日
これって,俺が先にやってた格好だぞ(^_^) pic.twitter.com/r7jkNrEbch
見れば見るほど、これはヤバい、この人はただ者ではない……と確信した筆者は、岡口さんのタイムラインに釘づけになってしまいました。「全裸名刺」作りました(^_^)。
— 岡口基一 (@okaguchik) 2016年1月22日
表にはこの画像が全面に印刷されてますが裏は普通の名刺です。
ただ,女性に渡す際には,失礼に当たらないように予め確認した方がいいかもだね。
「あなたが受け取りたいのは普通名刺?それとも全裸名刺?」 pic.twitter.com/Q8PPdhEyLp
自画撮り特化ブログ「岡口撮り百選」も開設
さらに、2014年からはブログサービス・noteで「岡口撮り百選」と題し、自画撮り画像に特化した投稿もスタート。自画撮りは中高生や若者だけの文化ではないということを身を持って伝えてくれた岡口さん。その自画撮りはとどまるところを知らなかった、はずだったのですが……。
岡口撮りよ、永遠に……
岡口さんに、勝手に連帯の思いを込めて。でも、白ブリーフではないのが申し訳ない。真夜中、ドンキに買いに走ったんだけど、売ってなかった。白ブリーフ不遇の時代を感じた。 #okjの自由 pic.twitter.com/X24XfknW66
— 吉田昌史@なんもり法律事務所 (@yossy_nan) 2016年6月27日
パンツを新しくした。
— カンニング竹山 (@takeyama0330) 2016年6月28日
俺もこの写真はサンミュージックに怒られるのであろうか? pic.twitter.com/XfjkZBQiPV
今回のニュースを受けて、岡口さんを批判する人が続出……かと思いきや、彼を擁護する声や、岡口さんの自画撮りを真似て投稿する人々までも現れました。岡口さんフォロワーハンパない。件の裁判官は法律家として極めて優秀ですから、分限罷免はちょっと無理だろうな、、、。
— 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2016年6月27日
該当ツイート以外の自画撮り画像については注意を受けたわけではないようなので、岡口さんにはこれからもめげずに自画撮り画像をアップしていただきたいですね!
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連載
日夜生み出されるポップな画像たちを短く紹介する人気連載。 ソーシャルメディアやまとめブログ、バイラルメディアなど、 画像系コンテンツへの注目は常に集まっていますが、 KAI-YOUでは「POP」を軸に、話題の画像を紹介していきます。
3件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:1675)
自撮りも、個人の趣味もかっってにすればいいけど、性犯罪で殺された被害者の遺族から訴えられている剣はどうなったの?
この事件を巡っては、遺族が昨年12月26日、同高裁の岡口基一(きいち)裁判官がツイッターに載せた文面で不快な思いをさせられたとして、岡口裁判官の厳重処分を求める要望書を高裁に提出している。
「岡口裁判官が誤掲載に関するツイートを継続している状態があり、私たちは傷ついているのに、高裁はどういった調査を進めているのかも教えてくれなかった。納得がいかない」
匿名ハッコウくん(ID:1654)
あれは変、これは駄目、それは優雅じゃないというお堅い人間と
ある程度ガバガバ(勿論警察のお世話にならない範囲で)自由な人間を
天秤にかけるとこの人みたいな後者な人の方が疲れないから良いなと思う。
まぁホントにこういう人無理という人は
見ない・関わらない・関わる事すらない無いでしょうし。
匿名ハッコウくん(ID:1579)
まあ、何が目的でこんなパフォーマンスしてるのかわからないけど…
本人の頭の悪さは仕方ないが懲戒免職にならない世の中や大衆の、まるで受け入れてるような反応は下品としか言いようがない。メディア操作なんだろうけど。