マックスむらい主演映画2日で48万再生 AppBank横領騒動の渦中に公開

映画「MAX THE MOVIE」

人気YouTuberのマックスむらいさんが主演をつとめる約30分の短編映画『MAX THE MOVIE』が、同氏のYouTubeチャンネルにて2月6日に無料公開開始。

現在、マックスむらいさんが代表取締役CEOをつとめていたAppBank株式会社が、元役員の横領や暴力団がらみの疑惑を追及されて世間の耳目を集めている最中に公開され、映画も2日で約48万再生されるなど、注目を集めている。

AppBankの人気動画投稿者・マックスむらいとは?

マックスむらいさん(本名:村井智建さん)は、iPhoneやiPadなどの総合サイト「AppBank.net」を運営する企業・AppBank株式会社の取締役メディア事業部長。2015年3月までは同社で代表取締役CEOをつとめていた。

同サイトにて『パズル&ドラゴンズ』や『モンスターストライク』といった人気スマホゲームの紹介や攻略法を精力的に掲載し、マックスむらいのペンネームでライターとして執筆。

YouTubeやニコニコ動画を中心に有名動画投稿者としても人気を確立。初著書である自伝本『マックスむらい、村井智建を語る。』の刊行や、シングル『限界突破』でメジャーデビューを果たすなど、老若男女から支持を得ている。

暴力団との関係を真っ向から否定

「AppBankは暴力団と関係がある」という事実はありません。
AppBank株式会社が東証マザーズへの上場承認を受け、上場企業となったのが2015年10月。しかし、12月にはAppBank社元役員による1億4千万円もの横領事件があったことが発覚。

その後、ブロガーのやまもといちろうさんにより、その横領金の流出先が暴力団関係者である疑いが指摘された。

これを受け、マックスむらいさんは疑惑を真っ向から否定。「『AppBankは暴力団と関係がある』という事実はありません。」というタイトルの動画を2月8日にアップロードしている。

Twitterでも、自身や会社と暴力団との関係は一切ないことを述べ、元社員が反社会勢力と関係していたことを隠蔽していたことなども否定している。

騒動の真っ只中に公開された『MAX THE MOVIE』

そんな騒動の中で公開された『MAX THE MOVIE』は、秘めた目的を持つ寡黙な男・村井トモタケが、世界征服を狙う究極の人工知能エとの戦いに挑む、アクションやギャグ満載の短編映画となっている。

同作はマックスむらいさんがクラウドファンディングサービス・Makuakeで資金募集をおこない、約680万円もの資金を集めた末、シンガーソングライターで俳優のGACKTさんの出演も決定するなど、公開前から注目を集めていた。

監督は、『珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち』の公開が2月27日(土)に控えている気鋭監督・山口雄大さん。プロデューサーを映像作家の中野裕之さんがつとめている。

映画「MAX THE MOVIE」スクリーンショット

キャストにはマミルトンさんやスプリングまおさん、楯雅平さん、あいたかはしくんさんといったAppBankの社員。歌手で俳優の新里宏太さん。お笑いコンビ・鬼ヶ島、アイドルユニット・神宿などが出演。ナレーションには芸人のゴー☆ジャスさんが起用されている。

同作は、2月25日(木)に「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」での上映も予定している。
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