自分自身に呟いていきたい──布袋寅泰、Twitterを終了

自分自身に呟いていきたい──布袋寅泰、Twitterを終了
自分自身に呟いていきたい──布袋寅泰、Twitterを終了

布袋寅泰さん

日本の音楽シーンを語る上で欠かすことのできない存在のギタリスト・布袋寅泰さんが、2013年12月31日、約3年間にわたって続けていたTwitterをやめることを宣言。突然の報告に驚きの声が上がったが、1月6日、自身の公式ブログにて改めてTwitter終了の胸中を明らかにした。

毎日つぶやき続け、多くの人から愛されていた

日本の伝説的ロックバンド・BOØWYのギタリストとしてデビューし、同バンド解散後はソロ活動を中心に、国内外にその名を轟かせてきた布袋寅泰さん。

その布袋さんは、2011年にTwitterを開始。ほとんど毎日のようにつぶやき続け、時に放たれる、日本を代表するギタリストらしい力強いメッセージには、元気づけられる人も多かった。

一方で、どこか強面なイメージを持たれがちな布袋さんだが、顔文字などを使った、微笑ましい印象すら受けるような良い意味でのギャップを感じるつぶやきもあり、現段階でのフォロワー数は24万人を突破。非常に多くの人から愛されていた。

大晦日に終了宣言、6日に改めてブログで報告

そんな布袋さんが2013年12月31日、Twitterをやめることを宣言。そして、1月6日「今年もよろしく! そして Twitter終了の御挨拶。」と題されたブログで改めてTwitter終了の理由などが報告された。

ブログでは、やめた理由として〝2014年は勝負の年〟であるとし〝Twitter越しの誰かにではなく、これからはもっと自分自身に呟いていきたい〟と語られている。

冷静にTwitterというメディアを分析し、やや依存気味だった自身を省みている。

日記は時間の流れを、そしてTwitterは瞬間を見つめるもの。
もちろん一瞬が積み重なって時は流れるのですが、一瞬に支配されてしまうことにもなりかねない。
SNS依存症という言葉がありますが、僕もいつの間にか日常のすべてを140文字に切り取る癖がついてしまった。
ストーリーよりもディテールにフォーカスがいってしまう。
気がつけば目の前の風景をツイートしたくなる。
これは立派な依存症なのかもしれません。 布袋寅泰 公式ブログ

2013年は、ロックの聖地とも呼ばれるロンドンでの公演や、ほかにもベルリン、ニューヨークでの公演を成功させている。2014年はより本気で自分自身と向き合い、夢に向かって突き進んで行くとのことだ。

ブログでは、つぶやいていた3年間を振り返っての思いや、2014年への意気込みが熱く語られている。今後の活動などは、ブログやTwitter・Facebookの公式アカウントを通じて伝えられるようだ。
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