武内直子さんの漫画を原作としたTVアニメ「美少女戦士セーラームーン」シリーズを観て育った女性たち、「セーラームーン世代」を分析する『セーラームーン世代の社会論』が、5月31日(日)に刊行される。
登場人物やエンディングテーマの分析、ジェンダー論といったさまざまな視点から、同作に多大な影響を受けた彼女たちの価値観をひも解いていく。
そんな彼女たち「セーラームーン世代」の多くは、現在結婚や出産といった大きなライフイベントに直面し、社会の中核に位置している世代でもある。
本書では、主人公・月野うさぎをはじめとしたセーラー戦士たちや、シリーズに登場する敵キャラなどを軸として、「セーラームーン世代」の恋愛観や仕事観、女性観といったものを分析していく。
また、森高千里さんやSPEED、モーニング娘。といった、同作の前後に話題となった著名人たちにみる女の子のロールモデルの変遷や、少女向けアニメにおいてはタブーともいえる「セクシャリティ」に関する分析も。
読めば読むほど、さまざまな社会学的要素が隠された「セーラームーン」の奥深さを知ることができる1冊となっている。
登場人物やエンディングテーマの分析、ジェンダー論といったさまざまな視点から、同作に多大な影響を受けた彼女たちの価値観をひも解いていく。
作品を通して「セーラームーン世代」の価値観を分析する
TVアニメ放送開始から20年以上が経った今もなお、幅広い世代から支持を得る「美少女戦士セーラームーン」。特に、現在のいわゆる「アラサー」と呼ばれる女性たちは、多感な少女期に同作からさまざまな影響を受けてきたといえる。そんな彼女たち「セーラームーン世代」の多くは、現在結婚や出産といった大きなライフイベントに直面し、社会の中核に位置している世代でもある。
本書では、主人公・月野うさぎをはじめとしたセーラー戦士たちや、シリーズに登場する敵キャラなどを軸として、「セーラームーン世代」の恋愛観や仕事観、女性観といったものを分析していく。
また、森高千里さんやSPEED、モーニング娘。といった、同作の前後に話題となった著名人たちにみる女の子のロールモデルの変遷や、少女向けアニメにおいてはタブーともいえる「セクシャリティ」に関する分析も。
読めば読むほど、さまざまな社会学的要素が隠された「セーラームーン」の奥深さを知ることができる1冊となっている。
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