コミックマーケットではジャンルサークル数1位を誇る「東方Project」のオンリーイベント「東方紅楼夢」の第9回目が、10月13日(日)に大阪インテックスにて開催されました。
「東方Project」衰えることを知らない同人の人気ジャンルですが、ここでは「東方Project」をよく知らないという方に向けて、簡単な説明とその魅力についてお伝えします。
2002年にサークル名を「上海アリス幻樂団」に変更し、基本的に一人でサークル活動を行うスタイルとなりました。
以降、上海アリス幻樂団から発表される作品や、ZUNさんが関わっている書籍・音楽CD等の作品を「東方Project」シリーズ、通称「東方」と呼ぶようになっています。
※1996~98年に発表された5作品(旧作)含め、ZUNさんが関わっている公式作品は全て「東方Project」シリーズに括ることができますが、この記事や近年で言う「東方」とは2002年以降に発表された作品のことを指します。
上海アリス幻樂団が発表する東方Projectのゲームジャンルですが、基本的には「弾幕系シューティングゲーム」に部類されます。
弾幕系シューティングゲームとは、弾を発射して敵を倒すというシューティング要素に加え、画面上に表示される大量の弾を避ける事に重きを置いたゲームを指します。 シリーズ毎に多少変動はありますが、「東方Project」には幻想郷(日本の人里遠く離れた、人間や妖怪たちの住む辺境の地。結界が張られ、外界とは一切の交流が遮断されている)という場所で度々起きる異変と対峙するというストーリーがあります。
ゲームとしても通りすがりや諸悪の根源の手下共をステージ毎に倒していき、ラスボスを倒せばクリアという分かりやすいもの。
しかし、他のシューティングゲーム・同人には無い特徴や魅力がいくつも存在しているため、これだけ長く多くの人に愛されているのです。それでは、そのポイントを3つ紹介していきましょう。
そして敵として登場したキャラクターは、後の作品にも登場することがほとんどです。普通は敵を倒してしまえばキャラクターとしての役目を終えますが、東方では味方になったり、後のストーリーに関わってくることが当たり前のようにあります。
それでは、簡単に主要な人物を紹介したいと思います。
イラストはkireroさん(筆者主宰サークル・Exist twinkleから刊行した『東方空想読本』表紙より)
イラストはれい亜さん
イラストはメロントマリさん
イラストはkireroさん(C85にて刊行予定の『東方空想読本2』未発表イラストより)
イラストはえふぇさん
イラストはだんごむしさん。
イラストは角の人さん
イラストは6U☆さん
もちろん、いまやどんなゲームにも音楽は当たり前のように実装されていますが、東方というゲームにおける音楽のウェイトは非常に高いものです。
複雑な設定のキャラクターや難易度の高いゲーム性も魅力ですが、ZUNさんのつくる音楽があるからこそ東方だ!というファンは本当に多いです。
「東方の好きなところはどこか」というアンケートが行われたところ、キャラクターや世界観、ゲーム性や二次創作という回答欄がある中でも音楽が1番好きだという結果がでています(出典:2013年6月「東方ニコ動祭」)。
複数回答可の条件下で、その割合なんと約93%! ニコニコ動画にある全動画の中でも、歴代最大再生数を記録しているのは「Bad Apple!!」という東方アレンジ曲ですし、どれだけ東方と音楽が密接に関わっていて、魅力なのかが良く分かる結果だといえるでしょう。 どちらの動画も東方の原曲アレンジです。耳に残るような特徴あるメロディが印象的ですね。
音楽がこれほどにも愛されている理由は、「原曲が全てボーカル無し」「ステージやキャラクターごとに専用の曲が用意されている」点にあるのではないでしょうか。
つまり、東方の音楽人気でしばしば挙げられているのは、歌詞がないのでアレンジしやすく、音楽ジャンルを変えても原曲イメージを壊しにくいことや、キャラクターに思い入れがあればテーマソングごと記憶に残るということ。
キャラクターが好きで音楽が好きになる時もあれば、ふと音楽を聴いた時にハマって、そこからキャラクターを好きになるパターンもよく話題になるところです。
楽曲に関しては、この曲がこうだから良い! というのではなく、割と肌で感じる部分が多いと個人的には思います。東方Projectという大きな枠の中で1曲でも好きになれば、どんな曲でも大抵好きになってしまうのがZUNさんのすごいところ。
実は多くの二次創作は、オリジナルや版権元からの承諾を得ずに行われており、現状は黙認されているというのがほとんど(著作権侵害は非親告罪なので合法ではあります)。
しかし、「東方Project」の生みの親であるZUNさんはガイドラインを明示し、ルールの範囲内で二次創作を公式に許可しています。 本家がガイドラインを明示し、公式に二次創作を許諾するという気兼ねなく自由な二次創作が生まれるようになり、東方がここまで大きなジャンルと化した大きな理由の一つになっています。東方の二次創作は、神主(ZUNさん)のお墨付きなのです。
2006年の終わりにサービスが開始されると同時に東方に関する動画がアップされ続けました。
そのおかげで、「東方はシューティングゲームなのか」「音楽だけ聴いてみたけど、すごく良い」「色んな二次創作があるのか」など、これまで知らなかった人の認知度が増加する要因となり、爆発的に広がりをみせることになります。
実際、2008年から東方を知ったという人はファン全体の60%も占めていて(出典は前述の「東方ニコ動祭」)、そのほとんどは、ニコニコ動画かpixiv、Twitterがきっかけによるものです。こうして見ると、どれも同じ時期にサービスが開始されていますし、Webサービスやインターネットとの関係性も非常に強いのです。
そしてイラストコミュニケーションサービスとして1000万人以上の会員登録者を誇る「pixiv」には東方系の作品が年間約25万件、1日に約700件も投稿されています。
実はコレ、「pixiv」における作品投稿ジャンル第2位の人気なんです(ちなみに1位はオリジナル作品)。全年齢から成年向けまで色々なイラストがアップされ続けていますので、ご覧になることをオススメしちゃいます!
夜の8時から11時くらいまでは特に投稿スピードが速くて捗ります。
ひと口に「東方Project」と言っても、記事で紹介した以上に楽しみ方は色々あります。原作はシューティングゲームですが、多くのファンはゲームから入った人ばかりではありません。
音楽からでもイラストからでも、二次創作からでも良いのです。私自身、アレンジ音楽から東方を知りましたが、原作ゲームを買ってハマり、今では東方でのサークル活動を行うほどまでのファンになっています。
アニメや漫画と同じで、作品の中の何か1つを好きになったならば、そこから関連性のある作品をさらに深く調べてみてください。キャラクター同士のカップリングの多さや、キャラクターと音楽の結びつきが非常に高いのが東方の特徴ですので、あっという間に世界の広がりを感じられますよ。
もしも、すぐにでも東方を遊んでみたいという方は、サークル「上海アリス幻樂団」さんのサイト(http://www16.big.or.jp/~zun/html/game.html)から体験版をダウンロードできます。いくつもシリーズが発表されていますが、ストーリー自体はほぼ繋がっていないので、どこから遊んでも大丈夫です。
少しでもストーリーやキャラクターの順序を追いたい方は「東方紅魔郷」を。個人的には、音楽と世界観が素晴らしい「東方風神録」をオススメします。弾幕系シューティングゲームと言っても難易度は簡単なものからありますので、心配しないで下さいね。
体験版だけじゃ物足りない! という方は是非とも製品版を買ってみてください。販売場所ですが、ゲームショップや家電量販店に置いてはいなく、「メロンブックス」「とらのあな」等のいわゆる「同人ショップ」でしか残念ながら扱っておりません。都心部にある店舗に直接向かうか、通販を利用してくださいね。5・8・12月には、博麗神社例大祭またはコミックマーケットが開催されますが、その際には最新作の頒布があるかもしれませんので要チェックです。
ぴの // PINO
1990年生まれ。文章をメインとする東方同人サークル「Exist twinkle」主宰。代表作は、書籍「空想科学読本」をパロディ化した「東方科学読本」シリーズ。事細かな箇所まで再現された内容は、十数年前に感じたあの驚きを思い出させてくれる。年に3回の新刊を行っており、積極的な同人活動を行っているが、現在は同人だけにとどまらず、商業においても多方面で活躍している。 http://exist-twinkle.com/
執筆者:ぴの
「東方Project」衰えることを知らない同人の人気ジャンルですが、ここでは「東方Project」をよく知らないという方に向けて、簡単な説明とその魅力についてお伝えします。
そもそも「東方Project」ってなに?
「東方Project」は、1996年に現在の制作者であるZUNさんが、学内サークルから同人ゲームを発表したことからはじまります。2002年にサークル名を「上海アリス幻樂団」に変更し、基本的に一人でサークル活動を行うスタイルとなりました。
以降、上海アリス幻樂団から発表される作品や、ZUNさんが関わっている書籍・音楽CD等の作品を「東方Project」シリーズ、通称「東方」と呼ぶようになっています。
※1996~98年に発表された5作品(旧作)含め、ZUNさんが関わっている公式作品は全て「東方Project」シリーズに括ることができますが、この記事や近年で言う「東方」とは2002年以降に発表された作品のことを指します。
上海アリス幻樂団が発表する東方Projectのゲームジャンルですが、基本的には「弾幕系シューティングゲーム」に部類されます。
弾幕系シューティングゲームとは、弾を発射して敵を倒すというシューティング要素に加え、画面上に表示される大量の弾を避ける事に重きを置いたゲームを指します。 シリーズ毎に多少変動はありますが、「東方Project」には幻想郷(日本の人里遠く離れた、人間や妖怪たちの住む辺境の地。結界が張られ、外界とは一切の交流が遮断されている)という場所で度々起きる異変と対峙するというストーリーがあります。
ゲームとしても通りすがりや諸悪の根源の手下共をステージ毎に倒していき、ラスボスを倒せばクリアという分かりやすいもの。
しかし、他のシューティングゲーム・同人には無い特徴や魅力がいくつも存在しているため、これだけ長く多くの人に愛されているのです。それでは、そのポイントを3つ紹介していきましょう。
「東方Project」の登場人物について
まず特徴として挙げられることは、様々な女性キャラが登場することです。東方には100キャラクター以上の人物が存在しますが、設定や会話に出てくるだけのキャラクターを除けば、立ち絵のある明確な男性キャラクターはたったの2人。多くの中から自分の好きなキャラやお気に入りのキャラを見つける楽しさもあり、これだけいれば誰かはビビっとくるキャラがいると思います。男性ファンが全体の9割を占めているのも、これが要因かもしれませんね。そして敵として登場したキャラクターは、後の作品にも登場することがほとんどです。普通は敵を倒してしまえばキャラクターとしての役目を終えますが、東方では味方になったり、後のストーリーに関わってくることが当たり前のようにあります。
それでは、簡単に主要な人物を紹介したいと思います。
【主人公】
どの作品にもほぼ必ず登場するキャラクターです。いずれのキャラもかなりの人気。博麗霊夢(はくれい れいむ)(左)
博麗神社の巫女。裏表のないストレートな性格。シリーズの登場回数で最多を誇る看板キャラクターです。イラストはkireroさん(筆者主宰サークル・Exist twinkleから刊行した『東方空想読本』表紙より)
霧雨魔理沙(きりさめ まりさ)(右)
人間の魔法使い。努力家。力に執着し、力を誇示する自信家で、パワーなどの大きなもの好みます。イラストはれい亜さん
【準主人公】
敵・自機キャラとして登場したことがあります。十六夜咲夜(いざよい さくや)
時を操る能力を持つ、ナイフ投げを得意とするメイド。イラストはメロントマリさん
東風谷早苗(こちや さなえ)(左)
奇跡を起こす能力を持つ、守矢神社の巫女。イラストはkireroさん(C85にて刊行予定の『東方空想読本2』未発表イラストより)
魂魄妖夢(こんぱく ようむ)(右)
半分人間、半分幽霊の剣術に長けている庭師。イラストはえふぇさん
【人気キャラ】
主人公クラスではありませんが、二次創作作品などが有名で、同人やネット上でよく見かけるキャラクターですチルノ(左)
冷気を操る氷の妖精。あたいったら最強ね!イラストはだんごむしさん。
アリス・マーガトロイド(右)
人形を扱うことに長けている魔法使い。イラストは角の人さん
フランドール・スカーレット
すべてを破壊することのできる吸血鬼。彼女のテーマ曲である「U.N.オーエンは彼女なのか?」は数ある東方楽曲の中でもかなりの人気曲です。イラストは6U☆さん
「東方Project」における音楽の重要性
「東方Project」の生みの親であるZUNさんは、「自身が作るゲーム音楽を聴いてもらいたい。それならば音楽CD単体で発表するよりも、ゲームを作って聴いてもらう方がより周知してもらえるのではなかろうか」という発想から、ゲーム開発をスタートしているという面白い話があります。もちろん、いまやどんなゲームにも音楽は当たり前のように実装されていますが、東方というゲームにおける音楽のウェイトは非常に高いものです。
複雑な設定のキャラクターや難易度の高いゲーム性も魅力ですが、ZUNさんのつくる音楽があるからこそ東方だ!というファンは本当に多いです。
「東方の好きなところはどこか」というアンケートが行われたところ、キャラクターや世界観、ゲーム性や二次創作という回答欄がある中でも音楽が1番好きだという結果がでています(出典:2013年6月「東方ニコ動祭」)。
複数回答可の条件下で、その割合なんと約93%! ニコニコ動画にある全動画の中でも、歴代最大再生数を記録しているのは「Bad Apple!!」という東方アレンジ曲ですし、どれだけ東方と音楽が密接に関わっていて、魅力なのかが良く分かる結果だといえるでしょう。 どちらの動画も東方の原曲アレンジです。耳に残るような特徴あるメロディが印象的ですね。
音楽がこれほどにも愛されている理由は、「原曲が全てボーカル無し」「ステージやキャラクターごとに専用の曲が用意されている」点にあるのではないでしょうか。
つまり、東方の音楽人気でしばしば挙げられているのは、歌詞がないのでアレンジしやすく、音楽ジャンルを変えても原曲イメージを壊しにくいことや、キャラクターに思い入れがあればテーマソングごと記憶に残るということ。
キャラクターが好きで音楽が好きになる時もあれば、ふと音楽を聴いた時にハマって、そこからキャラクターを好きになるパターンもよく話題になるところです。
楽曲に関しては、この曲がこうだから良い! というのではなく、割と肌で感じる部分が多いと個人的には思います。東方Projectという大きな枠の中で1曲でも好きになれば、どんな曲でも大抵好きになってしまうのがZUNさんのすごいところ。
「東方Project」と二次創作の幸せな関係
二次創作とは、オリジナル作品(一次創作)の原作者が関わっていない、ファンによる作品制作のことを指しますが、これには著作権侵害という問題も潜んでいます。実は多くの二次創作は、オリジナルや版権元からの承諾を得ずに行われており、現状は黙認されているというのがほとんど(著作権侵害は非親告罪なので合法ではあります)。
しかし、「東方Project」の生みの親であるZUNさんはガイドラインを明示し、ルールの範囲内で二次創作を公式に許可しています。 本家がガイドラインを明示し、公式に二次創作を許諾するという気兼ねなく自由な二次創作が生まれるようになり、東方がここまで大きなジャンルと化した大きな理由の一つになっています。東方の二次創作は、神主(ZUNさん)のお墨付きなのです。
2008年から東方を知ったという人はファン全体の60%
更に、「東方Project」二次創作の人気に拍車をかけたモノとして、動画共有サービスである「ニコニコ動画」の存在があります。2006年の終わりにサービスが開始されると同時に東方に関する動画がアップされ続けました。
そのおかげで、「東方はシューティングゲームなのか」「音楽だけ聴いてみたけど、すごく良い」「色んな二次創作があるのか」など、これまで知らなかった人の認知度が増加する要因となり、爆発的に広がりをみせることになります。
実際、2008年から東方を知ったという人はファン全体の60%も占めていて(出典は前述の「東方ニコ動祭」)、そのほとんどは、ニコニコ動画かpixiv、Twitterがきっかけによるものです。こうして見ると、どれも同じ時期にサービスが開始されていますし、Webサービスやインターネットとの関係性も非常に強いのです。
東方は、pixivでも盛り上がっています!
小さいものを含めると全国で毎年100件もの東方のオンリーイベントが行われていて、今でもその数は伸び続けています。中でも1番大きなもので言えば、毎年5月に開催されている「博麗神社例大祭」でしょう。今年開催された「博麗神社例大祭10」の参加サークル数は、なんと5000サークル! 他のオンリーイベントと比べても右に出るものはないほど大きく、この数も年々増えているというのですから驚きです。そしてイラストコミュニケーションサービスとして1000万人以上の会員登録者を誇る「pixiv」には東方系の作品が年間約25万件、1日に約700件も投稿されています。
実はコレ、「pixiv」における作品投稿ジャンル第2位の人気なんです(ちなみに1位はオリジナル作品)。全年齢から成年向けまで色々なイラストがアップされ続けていますので、ご覧になることをオススメしちゃいます!
夜の8時から11時くらいまでは特に投稿スピードが速くて捗ります。
ひと口に「東方Project」と言っても、記事で紹介した以上に楽しみ方は色々あります。原作はシューティングゲームですが、多くのファンはゲームから入った人ばかりではありません。
音楽からでもイラストからでも、二次創作からでも良いのです。私自身、アレンジ音楽から東方を知りましたが、原作ゲームを買ってハマり、今では東方でのサークル活動を行うほどまでのファンになっています。
東方Projectの文化にはじめて触れるには?
東方の世界に入ってみたいけど、何から手をつけていいか分からない! という方は、まず「東方 アレンジorイラスト」と調べてみることをオススメします。ニコニコ動画やpixivで「東方」と検索してみても良いですね。その中で気になる作品を見つけてしまえば、あなたはもう東方の世界に足を一歩踏み入れたも同然です!アニメや漫画と同じで、作品の中の何か1つを好きになったならば、そこから関連性のある作品をさらに深く調べてみてください。キャラクター同士のカップリングの多さや、キャラクターと音楽の結びつきが非常に高いのが東方の特徴ですので、あっという間に世界の広がりを感じられますよ。
”楽しみ方は人それぞれ“って慧音が言ってた。
ここまで東方の特色と魅力についてお話しましたが、いかがだったでしょうか?東方を知らない方は少しでも興味をもっていただけたら幸いです。もしも、すぐにでも東方を遊んでみたいという方は、サークル「上海アリス幻樂団」さんのサイト(http://www16.big.or.jp/~zun/html/game.html)から体験版をダウンロードできます。いくつもシリーズが発表されていますが、ストーリー自体はほぼ繋がっていないので、どこから遊んでも大丈夫です。
少しでもストーリーやキャラクターの順序を追いたい方は「東方紅魔郷」を。個人的には、音楽と世界観が素晴らしい「東方風神録」をオススメします。弾幕系シューティングゲームと言っても難易度は簡単なものからありますので、心配しないで下さいね。
体験版だけじゃ物足りない! という方は是非とも製品版を買ってみてください。販売場所ですが、ゲームショップや家電量販店に置いてはいなく、「メロンブックス」「とらのあな」等のいわゆる「同人ショップ」でしか残念ながら扱っておりません。都心部にある店舗に直接向かうか、通販を利用してくださいね。5・8・12月には、博麗神社例大祭またはコミックマーケットが開催されますが、その際には最新作の頒布があるかもしれませんので要チェックです。
ぴの // PINO
1990年生まれ。文章をメインとする東方同人サークル「Exist twinkle」主宰。代表作は、書籍「空想科学読本」をパロディ化した「東方科学読本」シリーズ。事細かな箇所まで再現された内容は、十数年前に感じたあの驚きを思い出させてくれる。年に3回の新刊を行っており、積極的な同人活動を行っているが、現在は同人だけにとどまらず、商業においても多方面で活躍している。 http://exist-twinkle.com/
執筆者:ぴの
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匿名ハッコウくん(ID:8167)
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