Series

連載

一つのテーマを、連続した企画として発信していく「連載」は、KAI-YOU Premiumの目玉コンテンツの一つです。

単発では伝わりづらい長期的視野を見据えたテーマはもちろん、気になる識者や著名人のロングインタビューや、特定のテーマを掘り下げたレポートやレビューなどを発信していきます。

クリエイターなら知っておきたい法知識・理論を、弁護士がQ&A形式で解説。ポップカルチャーを騒がせる話題を、骨董通り法律事務所の寺内康介弁護士が、法律的な観点から紐解く。

連載を通して、クリエイターが法的に「できること/しない方が良いこと」の境界線を明らかにしていく。

ゲーム会社・Happy Elementsでゲームプランナーとして働いた後、VTuber事業を展開。赤月ゆにを生み出し、株式会社ゆにクリエイトを仲間と設立。その後、VTuber事務所・ライヴラリとして一時期は4人のタレントを抱えるまでになる。

音楽に救われた日──“強く”あることを求められがちなラッパーも、悩み、苦しみ、自分と向き合って人の心を打つ音楽を生み出す。

その苦悩を通して、音楽という救済の意味を知る。

SNSを中心としたインターネットサービスの発展によって、個人が気軽に創作を発表できるようになった現在。

クリエイターが会社に属さなければ身を立てられなかった時代は終わり、様々な領域で個人作家たちが活動を展開している。

イラストレーターは刻一刻とその在り方が変容している職種の一つだ。

日々目にするものの中にも二次元イラスト的なプロダクトが増え、その活躍がオタク領域だけではなくなって久しく、SNSによってファンとの距離も密接となり、その振る舞いにタレント的な要素まで求められる場合も見られる。

本連載では領域が広がり続け、その定義も変わり続ける現在を確かに生き抜くイラストレーターにフォーカスし、新たな時代のイラスト表現の可能性やクリエイターの矜持を解き明かしていく。

今最も熱狂的な人気を誇るラッパーの一人であるralph。1998年に横浜で生まれた彼は2019年にデビュー、ドリルやグライムといったUKのサウンドにスキルフルなラップを重ねた音楽を日本のシーンに持ち込んだことでブレイクし、2020年には「ラップスタア誕生」で優勝も飾った。

2023年には「Get Back」がヴァイラル・ヒットしたことでその人気はさらに拡大。多数の客演をこなし、もはやこのシーンにおいて名前を聞かない日はないほどだ。「ralph第1章の集大成」と位置付け、11/5に渋谷 Spotify O-Eastで開催したワンマンライブ「DAVANTA」は圧倒的ともいえるフロアの熱狂を生み出して締め括った。一挙手一投足は多大なる注目を集め、ヒップホップ・ヘッズの指針になっているralph。けれども、どれだけ立ち位置が変わろうと彼がこだわっていることはただ一つ、自分自身との対峙。

元Tajyusaim Boyzのラッパー・Yan Seku(ヤンセク)。2024年1月、ソロアルバム『NATURAL PUNKS』をリリースした。

このアルバムは、2013年末から始まった『文學界』での連載も話題の、KOHHとして知られた千葉雄喜が総合プロデュースを手がけた初のソロアルバムとなる。

Yan Sekuは今、何を語るのか。そのインタビューを、前後編でお届けする。

文学作品の展示即売会である「文学フリマ」。2002年にスタートしたこのイベントが、今盛り上がっている。短歌ブームや、若年層の評論サークル増加など、気になる動きがある。

当日のレポート、主催や出店者へのインタビューを通して、その背景を探る。

2020年に現れ、瞬く間に歌姫として階段を駆け上がっているアーティスト・LANA。

LANAとは何者なのか? 彼女はどういった文化圏をつくったのか?

気鋭ライター・つやちゃんが綴る、ヒップホップから飛び出した歌姫の誕生秘話。

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