創業423年目を迎える老舗石材店・石長が、生成AIを使って墓石をデザインするオンラインサービス「お墓のデザインAIラボ」を9月18日(金)から提供する。
つくりたい墓石への思いや故人との思い出、好きなデザイン、素材、色などをキーワードで入力すると、生成AIがオリジナルの墓石デザインを提案する。
慶長9年頃(1604年頃)に創業し、400年以上にわたって石工の技術を受け継いできた石長。生成AIを、文章や画像ではなく、墓石という長く物理的に残るもののデザインに取り入れる。

「お墓のデザインAIラボ」
「曲線美」「モダン」「自然調」ワードから墓石を生成
「お墓のデザインAIラボ」は、墓石について専門的な知識がなくても、言葉を入力することでデザイン案をつくれるサービス。
例えば、故人との思い出や「伝えたい想い」に加え、直線的、曲線美、モダン、自然調といったテイスト、使いたい素材や色などを入力。生成AIが、それらをもとに墓石のビジュアルを生成する。
従来の定型的な墓石から選ぶだけではなく、個人の生き方や人柄を反映した「世界に一つだけ」の墓石を考えるきっかけとして展開するという。
石長はサービス開発の背景として、少子高齢化や核家族化によって「墓じまい」が増え、樹木葬や納骨堂など供養の形式が多様化していることを挙げている。
その一方で、家族だけの墓所という専有スペース自体の価値を改めて提示するため、生成AIを使った新たなデザイン方法を取り入れたとしている。

「お墓のデザインAIラボ」
1604年頃創業──400年以上続く石材店が生成AIを試みる
石長は、神奈川県鎌倉市に本社を置く石材店。慶長9年頃(1604年頃)の創業で、墓石の販売・施工、墓地の案内、石工事などを手がけている。
これまでも単に伝統的な墓石を販売してきたわけではなく、以前から現代的なデザイン墓石にも取り組んできた。
2015年にはオリジナル墓石「水庭」がグッドデザイン賞を受賞。2019年からは、伝統的な墓石に現代的なデザインを組み合わせたブランド「鎌倉墓石」を展開している。
石長ではこれまでも、故人の趣味や家族との思い出をモチーフにしたオリジナル墓石を制作してきた。今回のサービスは、そのデザインを考える最初の段階に生成AIを持ち込む試みとなっている。
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