イラストレーター陽子、個展に向けクラファン 2999年に生きる少女を描く

イラストレーター陽子、個展に向けクラファン 2999年に生きる少女を描く
イラストレーター陽子、個展に向けクラファン 2999年に生きる少女を描く

イラストレーター・陽子さんの個展「2999」開催を目指すプロジェクト/画像は陽子さんのTwitterより

イラストレーター・陽子さんのクラウドファンディングプロジェクトが、1月14日より開催されている。

このクラウドファンディングは、陽子さんの個展「2999」の開催するために行われている。記事公開時点で、支援者数は221人となっており、支援総額は330万円を超えている。

なお、個展「2999」は、5月2日(火)〜14日(日)に渋谷のレンタルスペース・OZ studio渋谷で開催される予定だ。

80〜90年代×現代のイラストレーター・陽子

陽子さんは、でんぱ組.incのアルバムアートワークなどに参加しているイラストレーター。

1980年代〜1990年代のアニメ・漫画タッチのイラストと、現代の表現方法を融合させた画風が特徴で、2022年には『ネオレトロイラストレーション』『ILLUSTRATION 2023』にイラストが掲載された。 今回のクラウドファンディングで集まった資金は、全額個展の準備・運営費用とリターン品の制作に充てられることが公表されている。

クラウドファンディングのリターンは、定期的な活動報告の配信やポストカードなど。そのほか、金額により個展の図録に名前が掲載されるほか、オリジナルアイコンの制作なども返礼品となっている。

陽子が綴った個展開催の理由とクラファン実施の経緯

個展の開催とクラウドファンディングに至った経緯

今回、私が個展を開催したいと思った理由は3つあります。

ひとつめは友人が作品を展示会という形に昇華しているのを見て、それを見た時の感動や経験には創作意欲を湧き立たせてくれるような凄い力があると感じ、個展に憧れを持っていたこと。

ふたつめは、色々と不安になるような出来事の多い今この時代に、未来に対する自分なりのイメージを形にしてみたいと思ったこと。「2999」に生きる様々な少女たちの姿と、私が思い描く未来の空気感をたくさんの人と共有し、その人たちの未来像も聞いてみたいと思いました。

そして最後に、デジタルイラストを超えた新しい形で自分が好きなセル画のイメージを取り入れつつ、作品を表現してみたいと思ったことです。

応援してくださる方がいるからこそ私は絵を描き続けられています。私の作品には私一人では成立しない部分と意味合いがあると感じています。
皆さまと一緒に個展を作りあげていくことができたら…それはきっと楽しくて素晴らしい経験になるだろうと感じ、クラウドファンディングに挑戦することにいたしました。 クラウドファンディングのプロジェクトページより

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