ポケカの売切続出「VSTARユニバース」パック 押山清高ら作家16人が語るイラストの秘密

ポケカの売切続出「VSTARユニバース」パック 押山清高ら作家16人が語るイラストの秘密
ポケカの売切続出「VSTARユニバース」パック 押山清高ら作家16人が語るイラストの秘密

イラストレーター・押山清高さんによる「リザードンVSTAR」/画像はすべて『ポケモンカードゲーム』トレーナーズウェブサイトから

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トレーディングカードゲーム『ポケモンカードゲーム』(ポケカ)のハイクラスパック「VSTARユニバース」が、12月2日に発売された。

1パック10枚入りで、ポケモンV、ポケモンVMAX、ポケモンVSTARのいずれかが1枚確定で収録されていて、さらにこのパックからイラストレーター独自の作風を反映した新レアリティのAR(アートレア)とSAR(スペシャルアート)が登場。

この2つのレアリティのカードイラストを手がけたイラストレーターの中から16人に、絵のテーマや技術的な特徴を聞いた公式インタビューが公開されている(外部リンク)。

【画像】インタビューが公開されたイラストレーター16人によるカード

『ポケカ』のコレクション性の高さも人気の理由

イラストレーター・村山竜大さんによるミュウAR

「ポケットモンスター」シリーズの衰えるどころか年々高まる人気を背景に、コレクション目的での需要も増加し続ける「ポケカ」。

2021年には「ポケカ投資家」なる存在が台頭する事態にも発展するまでに。

現在も、特に新レアリティのARとSARが登場したハイクラスパック「VSTARユニバース」は人気沸騰中。

コレクション性の高さに加えて、イラストを手がけるイラストレーターたちの人気もあって、発売直後から品薄状態となっている。

そうした人気や価格の高騰を背景に、カードショップを狙った空き巣や窃盗事件がたびたび発生してもいる。

12月には、ゲーム実況者のはんじょうさんが運営する「カードショップはんじょう」も被害に。他にも、被害総額1000万円超の空き巣にあった店舗も存在する。

盛り上がり続けるTCG市場

日本玩具協会の調査(外部リンク)で、2021年の成長率が108.5%と調査史上最高の結果になった玩具市場。

なかでもトレーディングカードゲーム(TCG)は145.6%と高い成長率を記録しており、玩具市場全体の高成長率を牽引。『Magic: The Gathering(MTG)』や『デュエル・マスターズ』も品薄やコラボなどで話題になった。 2022年もTCG人気は高まっている。例えば『MTG』は30周年記念イベント「#Magic30」がアメリカ・ラスベガスで開催されるなど、アニバーサリーイヤーにふさわしい盛り上がりを見せている。

カードの性能、キャラクターとしての人気、手がけているイラストレーターの知名度などによって市場価格がはね上がるという現実もあるが、特設サイトで公開されているそれぞれのインタビューを読めば、作家それぞれのこだわりが見事に凝縮されていることが伝わってくる。





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