FENNELはこれまでもアパレルブランド「FNNL」を立ち上げるなど、e-Sportsチームの枠に囚われない表現力を探求して活動してきた。
OZworldさんについてFENNELは、「チームの目指す『自由で独創的な表現』でシーンを魅了している」とコメント。今回の加入は、FENNELの「さらに幅広い活動、そしてヒップホップとの融合の第一歩」と説明した。
ゲーム好きで知られるラッパー・OZworld
OZworldさんは、沖縄出身で、独特の感性とトリッピーな世界観から飛び出すリリックと変幻自在のフロウを巧みに操るラッパー。2018年にリリースしたシングル「畳〜Tatami〜」が話題を呼び、2019年に1stアルバム『OZWORLD』をリリースし全国デビュー。
ゲーム好きとしても知られ、同じく沖縄出身のラッパー・唾奇さんとリリースした、ゲーム『二ノ国』をモチーフとした楽曲「NINOKUNI feat. 唾奇」は、MVが1400万再生を突破している。
自身をキャラクター化したNFTアート作品の販売や、バーチャル領域での活動を行うためのプロジェクト「NiLLAND」を立ち上げるなど、ヒップホップの枠に囚われない活動を行っている。
オーナー・仏が率いるプロチーム「FENNEL」
FENNELは、2019年に設立されたプロe-Sportsチーム。現在、9部門に約60名の選手が所属しており、『Apex Legends』部門や『荒野行動』部門を始め、数々の国内・国際大会で優勝。『VALORANT』の女子部門は、日本代表として東アジア大会への出場が決定している。
大会「FFL」の運営事業やアパレル事業も展開しており、横浜には日本最大規模のゲーミングベースを構えている。
そうしたヒップホップの要素を取り込みブランドとしての強さを追求していくと説明した。
ちなみにFENNELのオーナー・仏さんは以前、KAI-YOU PremiumでOZworldさんと対談。
ゲームやヒップホップに対しての偏見はまだまだ多いと、お互いのシーンには共通する課題があるとコメント。なぜコミュニティをつくる必要があるのかや「何を成し遂げる」など、今回の加入発表につながるトークを展開している。
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