MVではノーヘルでのバイク走行やモザイクが施された友人と写り、リリックでは自身の逮捕についても述べた、ベルさんらしい映像とリリックに仕上がっている。
横須賀が生んだ、不良ラッパー・ベル
若手ラッパーの登竜門となっているMCバトル大会「BAZOOKA!!! 高校生ラップ選手権」の第15回で、初出場ながら前回覇者のHARDYさんを倒し、ベスト8という結果を残したことで名を広めた。
その後は、MCバトル番組「フリースタイルダンジョン」に出演や、MCバトル大会「戦極MCBATTLE」による「U-22 MCBATTLE 2019 FINAL」などに参戦。喧嘩上等なスタイルでMCバトルシーンで活躍をみせてきた。
「賛否両論はあると思うけど、それが俺のリアルだから。」
過去のバトルでは度々「俺はヤンキーじゃねぇ ラッパーだぜ」と述べており、ヤンキーキャラというある種のオリジナリティを持つラッパーとして、血気盛んに攻める姿が支持されていたベルさん。
しかし、逮捕されたという告白をしたツイートが「犯罪自慢」をしているとして炎上。単刀直入に言います。
— ベル (@Rich_of_fat) September 18, 2021
5月19日に強盗殺人未遂で逮捕。
約3ヶ月間都筑警察署に勾留。
罪名が傷害罪まで落ち、
2年の執行猶予4年。
賛否両論はあると思うけど、
それが俺のリアルだから。
留置所で書いたリリックを曲にしました。楽しみにしてて👮♀️👮♀️ pic.twitter.com/yUMEmus9GU
また、同ツイート内の「賛否両論はあると思うけど、それが俺のリアルだから」については、"リアル"の定義を巡って多くの議論を呼んだ。
同ツイート文末では「留置所で書いたリリックを曲にしました」と綴られており、今回の楽曲「零四六」のことを指している。
ベルさんは、逮捕後の心境や留置所での気づき、地元・横須賀や仲間への想いラップで表現。
最後には「自慢になんねぇ パクられた数」とラップしており、逮捕が日常茶飯事な環境で暮らしている彼にとって逮捕されることが普通であり、リアルであると歌う。逮捕後の炎上や議論へのアンサーとも取れる内容になっている。
日本のヒップホップのリアルについて
関連リンク
2件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:5727)
強殺未遂ってひどい。
匿名ハッコウくん(ID:4913)
持ち上げる記事で草