いまではトップクラスの知名度を誇る男性VTuberも珍しくないが、その多くは企業所属だ。
今回はそんな業界で2018年から個人で活動し、今ではベテラン男性VTuberとして第一線で活躍するバーチャルゴリラさん、歌衣メイカさん、乾伸一郎さんの3人を今回ピックアップしたい。
個人で活動しつつ「漢度3000倍」(かんどさんぜんばい)というユニット名で『APEX Legends』や麻雀でのコラボ配信、ゲーム大会への出場を精力的に行っている3人の何が人々を惹き付けるのか。
その「漢度3000倍」な魅力に迫っていく。
低音ボイスと低姿勢トークが癖になるバーチャルゴリラ
バーチャルゴリラさんは、2018年1月13日からYouTube上での活動を開始したVTuber。YouTubeのチャンネル登録者数は、ゲームチャンネルが11.1万人、本チャンネルが8.8万人(2021年8月現在)。
印象的なビジュアルに相反する謙虚でおだやかな性格、そして自身がそのギャップを理解しているがゆえに時折放つ「全員壊します」などの過激な発言で、視聴者はもちろんほかのVTuberにも愛されている。
ゲーム、歌、社長業...多彩すぎるその活動
活動初期は歌や雑談の動画を多く投稿していたが、ゲームチャンネルである「バーチャルゴリラGAMES」で『APEX Legends』の配信を開始してからはAPEX配信での活躍がめざましい。FPS初心者から最高ランクであるプレデターにまで上り詰め、いまでは公式大会でコメンテーターを務めるまでに。渋谷ハルさんなど上位ゲーマーが集まったユニット・KNR(Knot Not Rank)にも参加しており、ゲームプレイヤーとしても知名度を伸ばしている。
「筋トレAPEX」や「歌APEX」など、視聴者やコラボ相手と共に楽しめる配信企画も人気だ。
乾伸一郎さんとのコラボ動画「夏の終わりのハーモニー」のカバーでは低音を響かせしっとりと歌い上げ、「ココロオドル」のカバー動画では一転してハスキーな声でラップを披露している。
2018年に音楽関連のVTuber事務所「VEEMusic」を立ち上げ、自身は"バーチャル"社長に就任し、数々のライブにも出演。多方面で非常に精力的に活動しているのだ。
連載
日夜生み出される現象や事象を“ポップなまとめ記事”として紹介する人気連載。 いま注目を集めるジャンル、気になったときにチェックしたいトレンド──。 KAI-YOUでは「POP」を軸に、さまざまな対象をまとめて紹介していきます。
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