アンティークドールのような衣装を纏い、耽美な世界観でコアな人気を獲得しているバーチャルYouTuber・
届木ウカさんが、
多摩美術大学を卒業したことを動画内で発表した。
所属大学の卒業を公表した理由を、「アイドル業も学業も両方応援し続けてくれたファンの皆さんに、無事卒業できたよ! ってちゃんと伝えたい! と思った」と語った届木ウカさん。
動画のタイトル「○○を卒業します」から引退などを心配した人には「びっくりさせてごめんなさいね!」と謝りつつ、「たぶん死ぬまで辞めないタイプのVTuberです!」と卒業後も活動を継続することを宣言した。
小説家、歌手、3Dモデラー、アイドルまで マルチな才能を持つ届木ウカ
耽美な世界観とクリエイティブな活動でコアな人気を獲得している個人勢のVTuber、届木ウカさん。
3Dモデルや動画を自身で制作しているほか、自作ミニゲームの実況や夢小説の読み上げなど尖った企画を投稿、自身で制作したLINEスタンプも販売。
バーチャル空間デザインアワード「
Virtual Reality Architecture Award」(VRAA)第2回の審査員もつとめるなど、その高い技術力やクリイティブ能力が評価されている。
さらには、文筆活動の末になんと『
SFマガジン』で小説家デビューも果たすなど、そのマルチな才能を発揮している。
「ハロプロのアイドル」に影響され、学業とVTuberの両立を決意
卒業発表動画では、自身で届木ウカ関連の権利を所有していることや、歌声合成ツール「UTAU」の音声ライブラリーを自身で制作しており、病気になってもその音声データを使って実況活動ができるという理由で「80年くらいは辞めないかな」「
たぶん死ぬまで辞めないタイプのVTuberです!」と宣言した。
学業とアイドル活動に関しては、ウカさん自身が
ハロー!プロジェクトのアイドルのファンだったこともあり、アイドルたちが学業とアイドル活動を両立している姿を見てきたからこそ、自身も学業と活動を両立しようと決めていたという。
3月19日(金)の21時からは、卒業記念配信も予定されているので、学生生活を成し遂げ、新たな世界踏み出すクリエイターの門出をお祝いしよう。おめでとうございます。
1998年生まれ。2021年に法政大学文学部日本文学科を卒業し、株式会社カイユウに入社。
ライター、編集者、Webディレクターとしてサイトの運営に携わる。漫画、WebToon、ボードゲーム等のジャンルを得意としており、実際の読書体験やプレイ経験をもとにレビューを執筆している。
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