同作は、士郎正宗さんのコミックを原作として映画化、全米でも記録的なヒットを記録したSFアニメーションだ。
今回放送される『攻殻機動隊2.0』は、1995年に公開された映像作品『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』を押井監督自らの手で深化させた、全カット完全リニューアル版。
最新のデジタル技術を投入し、新作3DCGカットや、より高度なデジタルエフェクトが導入され、2008年7月に公開された。
エポックメイキングな作品『攻殻機動隊』
こだわり抜かれた映像美やアクション、またその重層的な作品世界が国内外に高く評価され、2017年にはハリウッド版映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』が制作されたほか、ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』、ウォシャウスキー姉弟の『マトリックス』に影響を与えたことでも知られている。
日本では、1995年の映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が公開され、2015年には2029年の「攻殻機動隊」の誕生を描く映画『攻殻機動隊 新劇場版』が公開に。
原作の舞台である2029年まで10年を切り、想像されうる未来の姿を更新。現代の延長にある未来の「攻殻機動隊」を描き出した。
最新作はアニメシーンに一石を投じる『ぶらどらぶ』
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』のほか、『うる星やつら』や『機動警察パトレイバー』など、今なお語り継がれる名作を数々生み出してきた押井守さん。直近では、35年ぶりのシリーズアニメ作品であり、アニメーション演出家・西村純二さんと『うる星やつら』以来のタッグで制作された『ぶらどらぶ』が、2月14日からネット配信されている。
まだ未視聴の人は、KAI-YOU.netでのインタビューと一緒に、ぜひこちらもご覧いただきたい。
©1995・2008 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT
©2020 押井守/いちごアニメーション
押井守の映画の世界
作品情報
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』
- 出演
- 草薙素子:田中敦子
- バトー:大塚明夫
- トグサ:山寺宏一
- イシカワ:仲野裕
- 荒巻:大木民夫
- 中村部長:玄田哲章
- 人形使い:榊原良子 ほか
- スタッフ
- 原作:士郎正宗(講談社刊「ヤングマガジンKCDX」所載)
- 監督:押井 守
- 脚本:伊藤和典
- 演出:西久保利彦
- キャラクターデザイン:沖浦啓之
- メカニックデザイン:河森正治、竹内敦志
- 美術:小倉宏昌
- 音楽:川井憲次
- 音響:若林和弘
- 色彩設定:遊佐久美子
- CG制作:オムニバスジャパン
- 2.0版CGI制作:POLYGON PICTURES、Motor/lieZ
- 2.0版CGIスーパーバイザー:林 弘幸(海亀事務所)、佐藤敦紀
- 2.0版サウンドデザイナー:ランディ・トム
- 2.0版スーパーバイジングサウンドエディター:トム・マイヤーズ
- 2.0版レコーディング:スカイウォーカーサウンド
- アニメーション制作:プロダクション I.G
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