監督をつとめたのは、日本画家／アニメ作家で劇場版『ポケモン』20周年記念ビジュアルなどで知られる四宮義俊さん。
四宮さんの個人レーベル「SUIRO」と、ヨルシカや米津玄師さんのMVを制作した南方研究所がタッグを組んで制作された。
アイドルで社長・眉村ちあき
眉村ちあきさん
株式会社会社じゃないもんの代表取締役として会社経営も行なっており、物販でファンに株を販売したり、「臨時株主総会」と題したイベントを開催。そのかつてない活動形態が他のアイドルと一線を画している。
12月9日（水）にはアルバム『日本元気女歌手』が発売、さらに12月14日（月）には眉村ちあき日本武道館LIVE「日本元気女歌手 〜夢だけど夢じゃなかった〜」の開催も決定している。
今回MVが公開された「冒険隊 ～森の勇者～」は、眉村さんが3月上旬に行った山籠り合宿でデモを制作。
『半沢直樹』や映画『スマホを落としただけなのに』にも携わる若手作曲家の兼松衆さんをサウンドプロデューサーに迎えレコーディング。
眉村さんの秀逸なトラックと最高のバンドサウンドが絡む新境地となっている。
四宮義俊、南方研究所が制作したアニメMV
MVでは、新海誠監督の『君の名は。』で回想シーンの演出や『言の葉の庭』キービジュアルなどを手がけてきた四宮義俊さんが、監督・絵コンテ・作画・美術・色彩設計などを担当。劇場版ポケットモンスターキミにきめた！「20周年記念ビジュアル」を描かせていただきました。今回の映画はサトシとピカチュウの最初の出会いが描かれます。ビジュアルは明日のスポーツ報知にも載ります。ぜひご購入ください！#ポケモン #キミにきめた https://t.co/PSg9UkD637
— SHINOMIYA YOSHITOSHI. 四宮義俊/SUIRO (@cagerow555) July 13, 2017
「ワクワクするアニメーションのMUSIC VIDEOをつくってみたい」という眉村さんの想いを受け快諾し、四宮さんの個人レーベル・SUIROが制作にあたった。
MVは絵画的技法を駆使したタッチで、少年たちの秘密基地や森を表現。コロナ禍で不意に訪れる別れに揺れる、彼らの友情と冒険を描いた。
四宮さんは、心象風景に合わせて千変万化する森と生き物を艶やかに描き、壮大な物語世界をMVに詰め込んでいる。
社会や大人に翻弄されながらも輝きを失わない少年たちを生み出した。
眉村ちあき「絵コンテなのに涙がボロボロどころか滝のように」
眉村ちあきさんコメント
感情が落ち着いたのでコメント書きます。（泣きすぎて手が震えまして文字打てなかった）
この映像を初めてみたのはまだほとんど絵コンテ状態だったのですが、涙がボロボロどころか滝のように出て、嗚咽が止まらなかったです。絵コンテ状態なのに！笑
そして、やっとその映像の完成版を観たときは、それはそれは、凝視しすぎて息が止まってしまって、最後に涙が出ました。すごく心を鷲掴みにされる素晴らしい映像です。。
映像の1コマ1コマ、ぜひ観てください。本物の、沼です…………！！！！！！！
作ってくださった四宮さん、仲間のスタッフの皆様、宝物な映像を作ってくださり、本当にありがとうございました。たくさんの人たちに長く愛される作品ができました。とっても幸せです。大切に歌っていきます。
冒険に行こうよ！
四宮義俊さんコメント
眉村さんが「僕たちこそ」と歌うこの歌詞に立ち現れる群像には何か特別な秘密や事由があるのではないかと思い、今の時代と重ね合わせました。
禍の中でゆるい連帯が断ち切られそうになり、そんな中での別れには理屈のつかないこともたくさんあるのではないでしょうか。それはやむを得ないことでありながら、子供たちの瞳にはどんな景色に見えているのか。
物語の中で彼らが打破するのは、大人たちが敷いた物語であり、ルールなのかもしれないと考えました。
映し出される三人の子供たちは三人の眉村ちあきであり、今現在を生きる世界中の子供達の姿です。
音楽に様々な形でかかわるアーティストたち
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